goo blog サービス終了のお知らせ 

更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

懐かしき顔触れ! 熱海で邂逅

2019年11月12日 | コンサート

  熱海の三大別荘の一つ、起雲閣は 大正8年築の和邸と洋邸の建築様式を持つ趣のある名邸です。昨日は、理代子さん・村田ご夫妻の”世界の名曲と美しき日本の歌”が、 表題にぴったりの場所、起雲閣 音楽サロンでありました。東京、埼玉、千葉から、元合唱団や唐辛子のメンバ―も駆け参じました。会が始まる直前の激しい雷鳴、稲光が 初めての地・熱海でのコンサ-トを一層印象的なものにしてくれました。

 待たれる最初の曲は、 ” Ombra mai  fu” 。爽やかな風景がイメ-ジされます。 村田バリトンの澄んだ沁みとおるような歌声が、私を緑陰の世界へ誘ってくれます。痺れました。こんな唱だったんだ・・・・。歌曲を習い始めた早い段階の発表会で、私も歌ったことがあるだけに 感無量。

 

   

 

 順調に2部もおわって、アンコ-ルの一つは、熱海に所縁の 童謡作曲家 海沼実の「みかんの花咲く丘」。実氏の娘で川田三姉妹の海沼美智子さんは、長く闘病中。お元気でご一緒に活動していた頃の日々が想い出され、涙なしには聴くことができませんでした。

 沢山の方からのお花に囲まれたご夫妻。宝塚の古城都氏の出現に、理代子さん吃驚り。華やかなフイ-レとなりました。

 

 

来宮のイタリアレストランで、お二人を囲んで 打ち上げ。風邪で禁酒せざるを得なかった私。四日ぶりの美酒に酔いしれました。

 

コメント (2)

初秋 佳きひととき

2019年09月26日 | コンサート

  榛葉昌寛テノ-ルのリサイタル会場は「霞町音楽堂」。私は、初めての場所。暮れなずむ ”逢魔が時” 広尾駅から六本木へ行く道を彷徨う。西麻布界隈は思っているより暗い。迷いながらも、会場入りは一番。

 洒落た雰囲気のお店。知人たちの席を確保して、先ず、スパ―クリングワインを一杯。

   

   

 広いコンサ-ト会場と違って、出演者と客席に一体感があって、親しみやすい。プログラムは、お馴染みの曲がかなりある。興に乗って森家が何度か声に出してメロデイ-を口ずさむ。 その都度、眉をひそめて袖を引く私。情況をわきまえない、困った爺さんです。

 

 

  

 私は、イタリア人ゲスト、パオラ・モロ-ソプラノのソフトな声に魅せられました。

客席の村田孝高バリトン 飛び入りでの歌の披露を心待ちにしていましたが残念!11月の熱海起雲閣迄、お預け。

 

 最後はナポリ民謡メドレ-。ワインに酔い痴れ、本場のチ-ズ、生ハムに舌鼓を打ち、歌に聞きほれた一夜。みなさまへの挨拶もそこそこに 高齢者二人、千鳥足で家路に向かいました。お酒も弱くなりました。スザク虫の音は、秋を告げています。

 

 

コメント

又もや 時代に取り残されています

2019年09月13日 | コンサート

 私には、ジャニーズJr.の人気が こんなに凄い と、いう認識がありませんでした。

 音楽劇「TOM and JERRY」、ストリ-を把握しないままに、村田バリトンと榛葉テノ-ル出演と言う事にBunkanura オ-チャ-ドホ-ルへ向かいました。

 会場はびっしりの観客。日本初上演。筋書はなく猫とネズミのドタバタ劇のようでした。ミュ-ジカルは、結構観ているのですが、このようなスタイルの劇、私には馴染みがなく、理解するまでに時間がかかりました。大阪、名古屋公演と三回も観ている友達は、特定の出演者を観にいくと言う事ですね。

 そんな展開な中、中盤での村田孝高バリトンの冴えわたる歌声に、ようやく安堵して舞台を集中して観ることが出来ました。ホットしました。村田氏は天国の裁判官役でしたが、楽屋でお茶目に犬に扮してゴキゲンな彼。改めて見ると、なかなかのハンサム・・・

 

 

 ご一緒した合唱団仲間と楽屋訪問。人気ある出演者にチエックが厳しい。

理代子さんがフオロ―されて、無事奨学金を手にされたフインランドからの奨学生は、出演者のテノ-ル歌手榛葉氏と固い握手。これから何らかのご縁が出来るかもしれませんね。

 

 

 

コメント

この日はオペラ鑑賞

2019年09月09日 | コンサート

  少し休みたいのに、サンフランシスコへ行く前から 申込を入れていました。

首都圏直撃の15号台風を気にしながら、向かうは初台のオペラハウス。会場入り口の見事な”アイ-ダ”の舞台装置に、しばし 見入る。

 ロッシ-ニの”ランスへの旅”。藤原歌劇団公演です。私は賛助会員なので、時折招待があるのです。未だサンフランシスコの時差ボケが解消せず、前半はウツラウツラ 休憩を挟んで後半は各パ-トの巧みな歌声を愉しむことが出来ました。

  

 

 客席は4階まで、ほぼ満席。スナップショットは開演前で、開演時は一階は満席になりました。私は、15列目のほぼ真ん中の席。日本には、オペラフアン結構いらっしゃるのですね。最近は私も、歌舞伎よりオペラを観ることが多くなりました。

 終わったのは5:00pm前、台風襲撃迄には未だ時間がある。友人と3階にあるイタリアレストラン ”マエストロ”で食事。台風が気になって、大好きなアルコ-ルは パス。帰り道 雨がぽつりポツリ・・・。何とかセ-フ。

 

 

 

コメント

生々流転

2019年08月18日 | コンサート

  府立一中(現日比谷高校)卒、ジャズシンガ-旗照夫のト-クぶりは昔から,目を見張る巧みさがありました。 昨日は、久しぶりのライブ。 any time、  テネシ-ワルツ、ハッシャバイ・・・、昭和世代には懐かしい名曲が披露されました。昨日の旗氏は”熱中症”に罹ったそうで、元気がありませんでした。86歳、この暑さが身体にこたえても不思議はない年齢です。

 生きとし生けるもの、等しく年齢を重ねていきます。無常です。

  

 

 昨年のライブでは、椅子に座ってはいらっしゃいましたが、往年の美声は衰え知らず、存分に聴きごたえがあり、楽しませていただきました。 今回は最後の四曲目は会場の皆さんのハミングに支えられての一曲になりました。本多富士旺 名ピアニストの華やかな伴奏が、会場いっぱいに響き渡り、かえって 胸が詰まる思いでした。

 十分休養されて、次の機会を・・・。

 

 

コメント