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Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

リレーブログ:東京~大阪キャノンボール 第5章 『嗚呼哀愁の健康ランド』

2008年09月16日 | 長距離
直前の区間のレポートは,赤備え忍者,ウッチー氏

迷走の末,着いた浜松の老舗再来るショップ,「ミソノイ
明治30年創業の,100年の歴史を誇る店らしい。閉店は7時なのに,窮状を話したところ『とにかく待ってますよ』とのこと。泣けてくるじゃありませんか。
お店は繁華街の中にあった。そしてシャッターが半開きになっていた。

お店の奥にひっこんで,手馴れた手つきで折れた箇所を見て,スポークの径と長さを測る
南無~なおってくれ~あんにゃ~はらみた~

「うん。直りますよ!20分くらいで」とのこと。
ありがたやありがたや~これで大阪に辿り着ける。
(・人・)

そしてお会計・・・「1500円です。」
価格破壊だ!スポーク交換+振れトリ+30分+しかも閉店後駆け込みで
みなさん,浜松行ったら再来るショップ「ミソノイ」でっせ!

さて,今晩は浜松駅近くの健康ランドに泊まることにする。本当は豊橋の予定であったが,仕方がない。
泊まったのはここ,バーデンバーデン
一風呂浴びて,汗まみれクサイクサーイ人間から普通の風呂上り親父に戻った6人組,健康ランド内の食堂に入ります。ここの宴会場兼食堂が,場末感というか,なんともよい昭和の雰囲気をかもし出しています。

こんなのとか

こんなのとか

場末感たっぷりなポスターが館内を埋め尽くします。(失礼だったらゴメンナサイ!)

洗濯物を同時に回しながら,がっつり食べて,BKさんストレッチ講座をうけて,プロテイン飲んだら仮眠室へGO!30秒で夢の世界です。

~翌朝~

4時におきて5時前には出発です。

前夜のサプリメントが効いたか,とくにメンバーで疲弊している人はいません。前日の到達目標を達成できなかったこともあり,遅れを取り戻そうとキビキビ走行します。
浜名湖弁天島も通過しただけ。


弁天島~豊橋間の潮見坂ヒルクライムでは遅れをとりました。みんな軽く登っていくなぁ,ついていけませんよ。


豊橋近郊では,噂のボーリング場,「キャノンボール」も発見!



旦那が先頭をとると一気に集団が活性化します。パフォーマンスが多いので。

音羽付近の名鉄と平行する丘も乗り越え,比較的楽なペースで岡崎までやってきました。そして知立市に入ったばかり,牛田付近。

「ストーーーーップ!」と後方から声が上がりました。何でしょう?

それでは,緊急停止信号を発した当の本人にバトンタッチ!

リレーブログ:東京~大阪キャノンボール 第一章 『闇夜の疾走』

2008年09月16日 | 長距離
一年に一度の最悪最凶のイベント、東京~大阪キャノンボール。
今年は第一回メンバーに3人の物好きを加え、6両編成で大阪まで(一両は大阪にて切り離し)激走してきました。
いや~いや~
今年も数多くの伝説、いや、『神話』が生まれました。

まずは、神話の序章、キャノンボーラーの知らないプロローグから。

第二章は、こちら

金曜日が土曜日に変わる頃、まず東海道の始発である、日本橋を目指します。

↓銀座の金曜夜の雑踏をバックに。


↓日本橋に到着。ここまで27km


↓国道をまっすぐいくと大阪まで550km


↓日本の国道のゼロ地点です。
ここから東海道飛脚の旅のスタート。まずは、川崎のIsoya前、12時の集合を目指します。実は、時間が足りなく、40km巡航を余儀なくされました。ぜぇぜぇ。


↓Is○yaでは、みるねぇさん、鰤ちゃん、J子さん、あおてつさん、鶴見ではチアガールの歓迎送迎を受けました。鰤丼殿が箱根まで先頭を牽いてくれなかったのは、大変遺憾でした。
それにしても、深夜過ぎ、ものすごいテンションです。


↓深夜の自転車珍走団、百鬼夜行の図
これは134号線、午前3時半。
湘南沿いを快走します。基本的に10分交代、31km制限で先にスタミナを残して進みます。箱根口までは余裕余裕♪、ですがかなり湿気があります。


↓三枚橋には4時半に到着、ここで補給をして漆黒の闇の中、闇クライムの開始です。自転車にたくさん荷物をくくりつけているので、かなりペダリングが重いです。


↓600キロ近い道のり、序盤から脚を削ってはいけないので、『先頭の人を抜かない』ルールを徹底してQ道をゆっくり進みます。


↓それでもQ道はQ道。きついです(涙)
七曲に入る前に、茶店の駐車場に全員でへたり込みます。
東京~大阪キャノンボール、このヘロヘロ感、疲労困憊感、この悲壮感がたまりません。やっとキャノンボールらしくなってきました。


七曲からのレポは第2章は、大先生に任せた