Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

決戦兵器投入:SRAM FORCE

2008年05月27日 | 自転車通勤
先日あざみラインで痛感した、『3km以上続く平均20%の激坂区間』を切り抜けられるスペシャル兵器。私の答えは一番安い、「低ギア化」

しかしこれにはいろいろな問題があった。
①フロントトリプル
…一年に一回のあざみのためにトリプル化するのもアホらしい。5万くらいかかるし。
②フロントシングル
…30Tのフロントシングルなんて、ざらにない。
③リアMTBギア化。
…これは真剣に考えた。RD, スプロケの交換で、最大34Tが得られる。ただしこれをやってしまうと、52/39-11/23Tのタイムトライアル専用GIANTを、あざみ一発のために改造することになる。非経済的なためパス。

そして最後に考えたのが、
SRAMのスプロケ。
FORCEグレードには普段履きにはまったく適さない11-28Tという超ワイドレシオがある。これを隈なく探してみたが、どこにも在庫がない。あきらめるか、と思った頃、ひらめいた

「完成車外し」

というわけでステージ1さんに押し込んでむりやりSpecializedの完成車からスプロケを外して売ってもらいました。ステージ1さんも困った完成車パーツだ、と思っていたらしく利害が一致しました。

↓28T  ど で か


↓通勤途中でよくお世話になっております。ステージ1てんちょ。


↓さっそく激坂で使い心地を試します。まずは、新横浜のゾンコーラン、篠原中脇の20%へ。


インプレ…うぁ!という軽さはないが、確かに軽く、クルクル回る。だが進まない。タイムは変わらないであろう。
気になる変速フィールだが、シマノのいわゆるヌメッとスパスパ決まる心地よさはなく、カシャンとスパスパ決まる。例えていうならば、UltegraがTiagraになったイメージ。個人的には別にイライラはしないレベル。

↓自宅周りは、20%がたくさんあって、試走する坂には事欠かない。
いつもは立ち上がって「フンヌー!吹けよ嵐!呼べよ嵐!」と全力を出す激坂も、シッティングでクルクルまわして写真がとれるこの余裕♪