Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

富士あざみライン:ラスボス始末記

2008年05月17日 | 超級山岳
坂馬鹿にとっていずれの日か乗り越えなければならぬもの。それは
日本最凶の激坂、富士あざみライン。
これに匹敵するは、世界広しといえど、Monte Zoncolan とAlto de el Angriluのみ?
これを登ったらもう自転車引退してもいいんじゃないの?

というわけでニョ大僧正と逝ってまいりました。


↓スタートはヤッホーヤッホーと始まりますが、3kmのロングストレート、最初は3%、最後には13%の激坂になります。


↓ストレートが終わると、やや勾配が緩くなり(8%くらい?)、気持ちよく踏める区間が続きます。本番では、ここで乳酸を飛ばしタイムを稼がないと、この後襲ってくる怪物の攻撃をかわせません。


↓中間地点、馬返し手前でまずは今日最初の脚試しの壁が出現します。


↓馬返し通過。いよいよ始まります、煉獄の壁区間!
ここから8.6kmポストあたりまでの3km、寸刻も脚を休められない20%級の壁が『間断なく』続きます。脚は一切休められず、蛇行を余儀なくされます。


↓プロが登っても蛇行します


↓ニョホホ大僧正、苦悶の喘ぎ。ナイスv(≧∇≦)!


↓20%区間でカメラを背中から取り出すとウィリーします。カメラマンも必死です(汗)


…とにかく馬返しから8.6kmポストまでが地獄でした(テンションは昇天してましたけど)最大勾配22%を過ぎても、何も状況は改善せず、15%→14%→20%→19%→18%→19%→19%→17%→20%→17%→20%→14%と激坂のゴング終了前ラッシュ攻撃が続く…
ダンシングで直行しても、シッティングで蛇行しても、スピードは大して変わらない。というわけで、基本は道幅一杯蛇行し、車のエンジン音が聞こえたらダンシングに切り替えることにした。
とにかく、次のコーナー・・・どーんと壁・・・次のコーナー・・・どーんと壁の繰り返しで、希望を打ち砕かれる。もう自転車にしがみついて、この煉獄の試練がいつか終わることを祈りながら、進む。シャクトリ虫のように、進む。

確かに日本一です。坂の一つ一つはどこにでもある激坂にすぎないが、ここまで激坂区間を連続してご馳走になったことはありません。

途中体重58kgのライダーに抜かれた。彼も軽そうだが、ダンシング蛇行している。

↓9km地点あたりから、やっと息をつけられるようになった。ニョホホさんが言っていた「斜度のインフレ現象」が起き、10%が脚を休める楽チンな区間になる。・・・

そしてキロポスト11.8km地点で、ゴール…
タイムは1時間18分

目標は1時間10分ですね~


↓ニョホホさんも、ぐほぐほ言いながらゴール!


↓五合目の小屋では小屋の前で待ち受けていたおっちゃんにコブ茶を頂きました。そして、こけももソフト?とBチーム宣誓のポーズ。


↓帰りは、二の岡ハムでボローニアとベーコンをお土産に買い込み…


↓横浜の自宅にニョホホさんを招待しました。
バーコンと戯れるニョ氏。


↓股割り治具に座乗するニョ氏。


あざみライン、楽しかったです。また、苦しみに行きたいっす。

自転車泥棒、筑波方面へ逃走か

2008年05月17日 | 平地、スプリント
窃盗犯に反省の色なし
「かあちゃん、俺はやったよ。」とコメント



5月17日19時03分配信 共謀通信社

 IS丸YA Bチームの代表ニャロメ(仮名、35)が平成19年、横浜市内の女子大生宅に侵入し、レーパンや手袋などを勝手に畳んだ事件で、横浜地検は16日、窃盗と住居侵入の罪で選手を起訴した。
 選手は「あまりよく覚えていない」としながらも「(現場に)遺留物が残っているのであれば、私がやったのだと思う」と起訴事実を認めているという。
起訴状によると、選手は30代の女子大生宅に侵入し、室内にあったレーパンや下着を整理したうえ、浴槽や食器などを洗浄した。冷凍庫のアイスクリームも盗み、その場で嚥下したとしている。
 女子大生が帰宅したところ同容疑者が寝室で寝ているところを発見、神奈川県警が先月25日に逮捕した。
 選手は調べに対し、当初は「覚えていない」などと否認。
 その後もあいまいな供述を繰り返していたが、地検は婚姻届の結果から被害者と被疑者の間に婚姻関係を断定、譴責処分とした。選手も最終的には氷菓子窃盗の起訴事実のみを認めたという。

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