アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

「ピラサ」 「ピヤラ」 アイヌ語カルタ

2011-07-20 14:26:58 | インポート
いくつか情報をUPします。
北海道教育委員会でアイヌ民族の歴史・文化等に関する教師用啓発資料「ピラサ」を年に1~2回発行しています。
アイヌ語カルタが「ピラサ」18号(2010/9発行)から連載されています。絵は「ア」「イ」まで道内の中学生が描き、「ウ」から小笠原小夜さんが画いておられます。彼女のアイヌ語動物絵はがきをいろいろな場で販売協力させて頂いていますが、その絵同様、かわいいカルタが出来ていますよ。
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gky/pizara.htm

「ピラサ」自体はカメのスピードで発行されていますので、首を長くして待つのみですが、19号(2010/12発行)は「か」行、最新の20号(2011/3発行)は『さ行』まで完成。ただしどういうわけか、道教委のURLには18号が『NEW!』となって、19~20号はUPされていない。あとで電話して聞いてみましょう。
いつか完成したものをカルタにして、いつも遊びに来るこどもたちと楽しみたいです。今でもこどもたちとは時々「昔話カルタ」を楽しんでいます。

NCC教育部では今年度も「平和のきずな献金」で、アイヌ奨学金キリスト教協力会の献金呼びかけをして下さいました。昨年はわたしが北海道の自然を写した写真を12枚ほどのパネルにしてアイヌ民族の歴史を解説した「アイヌ・モシリからのメッセージ」を貸し出して下さいましたが、今回は小笠原さんのアイヌ語ポストカードセットを、宣伝を兼ねて紹介してくださっています。


「ピラサ」に似ていますが、北海道新聞のアイヌ民族情報「ピヤラ」というのもありますので、時々更新をご覧下さい。 http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/piyar/

7月14日の過去blogに「アイヌ政策推進会議」を「アイヌ制作推進会議」と間違っていましたので訂正しました。さらに、当日<第1部>「作業部会報告書について」には、佐々木利和さんも加わるとのこと。常本照樹さんとお二人で報告書について話されるとのこと。是非、近場の方は傾聴を!


興部途中の牧草地で悠々と草を喰らう鹿
17日の興部教会との交換講壇も無事に終え、夜から翌日18日午前中は道北地区教師会に参加。その最中に、当センターのHPに多大な協力をしてくださっている難波さん(士別教会)との相談でfacebookにもリンクを貼り付けようということになり、デビュー。しかも、「さまよえる遺骨たち」の資料カンパも皆さんが協力してくれて赤字が減りました。感謝!!
みなさんも「さまよえる遺骨たち」URLから資料はダウンロードできますが、印刷された資料をカンパのつもりでご協力お願いします。


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