アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

「アイヌ民俗文化財伝承・活動事業のご案内」

2011-07-21 20:37:55 | インポート
新情報の追加です。
「アイヌ民俗文化財伝承・活動事業のご案内」というもので、北海道教育委員会から委託を受けた社団法人北海道アイヌ協会が講座を開催しています。講座はだれもが受講可能。詳細は下記PDFファイル参照。

http://www.ainu-assn.or.jp/data/whatsnew/tmpfile/1310012700__kouzaannai10.pdf

帯広、苫小牧、浦河、登別、阿寒など、教団の教会の近くでも頻繁に開催しています。足を運んで関係作りが出来たらいいですね。今までこのような案内は見たことがありませんでした。見落としていたのでしょうか。


瀬川拓郎さんの「アイヌの世界」(講談社)も読み始めました。アイヌのクマ祭りは縄文時代の祭りに由来し、アイヌ語も縄文語の伝統を受け継いでいると書かれています。
山田伸一さん著「近代北海道とアイヌ民族」(北海道大学出版会)も届きました。楽しみです。


留萌カトリック教会のM神父と早朝の海岸の散歩でばったりと会い、震災追悼と平和を祈る会を開催することになりました。聖公会も入って頂いて三教会合同で、ろうそくを囲みながら8月14日の夜に集まります。M神父は20年前にも留萌にいたユニークなドイツ出身の方で、ことし美唄から移って来られました。考え方も柔らかく、「追悼と平和のために一緒に祈りましょう。もうプロテスト(抗議)しないで、一緒にやりましょう」とお誘いを受けました。チラシを新聞折込にしようという話で、わたしが思想・宗教にかかわる折込は断られることを言うと、「だったら『教会』を『協会』に変えて印刷しましょう。ちょうど『協』の字は十字架に三つの力と書くでしょ?三教会で協力しあいましょう」と。どれだけ真面目に言ってるのかわからなくなりますが・・・。
M神父にアイヌ民族のことを言うと、な、なんと、マオリのS氏のお連れ合いととても仲良しで、今月末に一週間ほど留萌の教会に来られるとか。ちょうどいい。キリスト教関連のコネクションを使って世界の先住民族と連携し、北大のアイヌ遺骨問題や国の対応についてアクションを起こして頂くことを考えようと思います。
WIN-AINUとも連携し、世界先住民族サミットで関係が出来た各先住民族グループともつながれるはずです。どんどんと行動を起こしていかないと。



19日(火)は、天塩・初山別の教会員訪問に出かけました。途中で天塩川河口の川口遺跡の竪穴式住居跡を訪ね、昼食。


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