札幌に行ったついでに足をのばしてアイヌ文化振興・研究推進機構事務所に寄り、「アイヌ生活文化再現マニュアル」の『先祖供養』と『川漁』DVD版を借りてきました。
数日前、イタオマチプの再現作業がこのシリーズの『綴る』にあることを書きましたが、このマニュアルは映像で分かりやすく丁寧に説明がされており、実際に試みたくなるほどです。
実は、『食べもの 春夏編』を見て、春に山に行ってトマ(エゾエンゴサクの塊茎)を掘り起し、ゆがいて食べてみました。
に、にがかった・・・
「この苦いのがいいんだ。アイヌは苦味の感じ方が日本人と違うといわれているけど」とは川村さん(川村カ子(ネ)ト記念館館長)の言葉。ツチマメ・ヤチブキも苦いようだけど、映像でも杉村京子さんがおいしそうに食べていました。来年はヤチブキの根っこ食べてみよう。
昨年完成したウラッチセ
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今回の『先祖供養』には旭川近文の杉村フサさんが登場します。フサフチは昨年、アイヌ記念館でのウラッチセ(笹葺きの家)作りのさいに、いろいろと教えてくださり、わたしたちの通信「ノヤ」にもインタビューさせて頂きました。さらに、毎秋に道内の牧師たちの研修会でアイヌ民族の方にお越し頂き、お話を伺っているのですが、今年はフサフチにお出で頂くことになりました。
10月19日 午後10時から新篠津たっぷの湯にて。会話調でお話を伺います。楽しみにしています。