アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

ビーズの豊かさ

2007-03-11 22:01:01 | インポート
ながらくご無沙汰しておりました~
更新ない間もたくさんの方が関心を持ってくださっているのを知り、涙ちょちょ切れています。
大阪万博公園の民族博物館に行って来ました。
が、どういうわけかデジカメが壊れてしまい、全く写真が撮れずで、これまた、涙 ==; 

民族博物館は博物館だけではなく研究室も備えてあり、調べ物もできて、丁寧に教えてくださることを体験してきました。
と、言うのは、アフリカの展示コーナーを見ていた時の事です。
衣装に刺繍に劣らぬビーズで作った飾りがとても素敵に感じました。
そこで、ふと疑問が生じたのです。
現代のプラスチックビーズに似ているけれど、古い時代のビーズの原材料はなんだったのか、と。
そこで、展示場の担当の方に聞きましたが分からないとのこと。でも、この展示物の展示番号を控えて、出口付近の資料室に行けば、資料を提示してくれるのでどうぞと、その番号を控えて渡してくれました。
しばらく鑑賞した後に資料室に着くと、先にわたしに教えてくださった方が先回りして、調べて下さっているではありませんか。これには感動。

そこで、資料を読んでみたところ、
まず、ビーズの歴史は紀元前26,000年前にさかのぼる発掘もあるとのこと。
材料は鉱石、貝殻、ダチョウの卵の殻など多彩。
さらに、ガラスが使われたのも相当古いことが分かりました。
そのビーズを豊かに生かした作品がたくさんあり、感動しました。


留萌管内に来るオロロン鳥(カメラが壊れたため、当分、昔の写真を使います)

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