アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

OKI トンコリライヴ

2007-10-08 10:48:21 | インポート
昨夜(7日)は、少々、無理して旭川にOKIのライヴを聴きに行って来ました。
始まるまで時間があったので川村カ子トアイヌ記念館近くの銭湯「熊の湯」でゆったりとお湯に浸かってきました(オヤジくさっ)。
それでも時間が余ったので記念館の展示品を改めてじっくりと見ていたら、
若い子達も集まって来て、はじめて見るアイヌ民具にキャーキャー言っていました。
「キャー!これヤバくない?」「鮭の皮で出来た靴だってェ~ ヤバいよ~」
“ヤバい”とはいい意味なのか、本当にやばいのかよくわからないなぁと苦笑しつつ、
お笑いタレントの柳○さんのような話方を(?)ライヴで聴けたことは田舎暮らしのわたしにとっては得した気分でした。

コンサートが始まる頃には200人ぐらいはいたでしょうか。
お洒落な若者も多かったですが、ご年配やお子さん連れも結構来ていて、
ファンの幅の広さに驚きました。

内容もしんみりと心をなごませる曲から、馬が草原を走るようにリズミカルなものまであり、
聴きごたえがありました。
さらに今回は音響効果で音を遅らせたりエコーをかけたりという新たな技術が加わり
とてもカッコよかったです。楽しませて頂きました。

しかし・・・一部の終了でわたしも力尽き、帰途に向いました。


木々も色づいてきました  旭川から留萌へ向う峠


先の国連の「先住民族の権利に関する国連宣言」の採択を受けて、日本政府はアイヌ民族の権利などについて検討する審議機関を設置ことは考えていないとする答弁書を5日に提出した(どこに?)ことが北海道新聞(10/7)に掲載されました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/53618.php

「先住民族」の位置づけがなされていないからアイヌが先住民族かどうかは確定できないと、ごまかしの対応を、政府は今後も続けるつもりなのでしょうか。
こちらにも新聞記事をUPしましたのでご覧下さい。
http://u-ko-usaraye.cocolog-nifty.com/


最新の画像もっと見る