アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

旭川カムイコタン フィールド・ワーク

2007-10-07 15:04:35 | インポート

わたしたちアイヌ民族委員会(アイヌ民族情報センター)と道北クリスチャンセンター主催で
10月4日から10日の一週間、台湾原住民族と出会うツアーが行なわれており、
スタッフ数名が旅の途中におります。豊かな時が持てますように。

わたしは留守番組で、昨日のフィールドワークや今夜の川村カ子トアイヌ記念館祭に参加したり、
来週の帯広教会での講演の準備を行なっています。
(本当は札医大のイチャルパにも参列したかったのですが、
10月5日のはずだったと思いきや3日に行われていたのですね。情報が入らず残念でした)。


石狩川をさかのぼって、旭川入り口付近をカムイコタン(神居古譚)と呼びます。
そこはけわしい断崖と激流のため、上川アイヌの人々が石狩方面と往来する時の最大の難所だったそうです。
以前にもかむコタンのことをUPしましたが、昨日、川村カ子トアイヌ記念館主催の
カムイコタンフィールドワークが行なわれ、参加させて頂きました。
講師は、カムイコタンを長きに渡って調べ、著作まで出された由良 勇さん。
午前中は由良さんより説明を兼ねた講演をして頂き、午後に実際にカムイコタンを廻りました。
川村シンリツエオリパックアイヌさん、川村久恵さんにもガイドして頂き、
さらに、参加者の中にはいろいろな知識をもっておられる方がおられ、よい学びとなりました。
実際に現地に行って、アイヌ民族伝説のいわれのある岩などを見ると、
迫力も感じられましたし、おもしろさが十分に伝わりました。
これからも頻繁に行なえたらいいですね。
事前説明など、スライドやパワーポイントを使ってもいいでしょうね。
協力できることはさせて頂きたいと思いました。



ニッネカムイ・オラオシマイ Nitnekamui-o-rawoshma-i(魔神が・そこで・ぬかった・所)



そうそう、今夜はこれから
 OKI Tonkori Solo Live です
  トンコリ OKI   ダブミックス 内田直之  Marewrew
  10月7日(日)  18:30会場  19:00開演 
  詳細は川村カ子トアイヌ記念館へ


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