週末、漢字も計算もせずに、なにか読んでいるか、さもなくばなんかしゃべっている娘。
「ワルキューレって何人?8人?9人?ブリュンヒルデ入れると何人?」
・・・・・・知らんわ・・・・・(汗)
「三銃士ってほんとは4人じゃないの?ダルタニアン入れると」
・・・・・・そうなん??・・・(泣)
「シェークスピアの4大悲劇ってなに?」
・・・・・それならば、考えればわかるかも・・・・・というわけで、
私「えっと、まず『マクベス』でしょ?」
娘「うん」
私「『ハムレット』?」
娘「だよね」
私「ところで、ハムレットってどんなスジだったっけ?・・・ハムレットのお父さんが死んで、お母さんがお父さんの兄だか弟だかと結婚したら(弟だよっ!とつっこまれる)、実はその弟がお父さんを殺した犯人で、それを知ったハムレットが復讐しようとするけど、誤って自分も死んでしまう・・・・・・だよね」
娘「それ間違ってないけど、中が全部抜けてる(怒)。・・・・・えっと、旅の一座に頼んで毒殺の芝居をやってもらうんだよ。それを見ていた叔父(王)が、気分悪くなって『ちょっとトイレ』みたいになって、やっぱりあいつが犯人だ、と思うんだよね。あるとき、カーテンのかげにいた人を叔父王だと思って刺したら、それは恋人のお父さんで、恋人(オフィーリア)は気が変になって川で死ぬ。ハムレットは絶望するんだけど、剣の試合の時に叔父王を殺す。でも自分も剣に塗られた毒が回って死んでしまう」
私「あ、そうか。であとはなんだっけ?『オセロ』だよね」
娘「そうそう」
私「あとは・・・・『リア王』、『ロミオとジュリエット』??・・・あれ?リア王って悲劇?喜劇?娘が三人いて・・・・あああ~忘れたorz 」
娘「たしか悲劇なのに四大悲劇に入ってないのがあったんだけどな~。なんだっけ?」
・・・・・というわけで調べてみました。もうシェークスピア全然記憶になく(恥)
悲劇なのに四大悲劇に入ってないのは、『ロミオとジュリエット』でした。
wikipediaによると
<テキスト中には過剰なまでの冗談や乱暴な語句、猥談的やりとりが見受けられ、ファルス(卑俗的笑劇)としての要素が、シェイクスピアの他の悲劇作品よりも明らかに強い。>
なんだそうです。
そうなんだ~、いや、そうだった~!
娘に質問されなかったら、一生思い出さなかったですよ(たしかにかつて記憶した覚えがあります)。
娘の今のお気に入りは『マクベス』だそうな。
ちなみに私の小3のときのお気に入りは『ハムレット』で、お楽しみ会で芝居までいたしました(大汗)。
これくらいの時期に、シェークスピアって意外にヒットするのかもしれません。戯曲はいくらなんでも難しすぎますから、ラム姉弟の『シェークスピア物語』ならささっと読めて楽しいかも。