ヒマで申し訳ないようなんですけど、またDVD見てしまいました。
『モンパルナスの灯』
2週間くらい前にビデオ屋で見つけ、「次借りよう」と思っていたところ、某先生のブログでたまたまご紹介あり、25日の土曜日に借りてまいりました。
しかもたまたま今回のアカデミー賞が「白黒・無声のフランス映画」でしたので、
『モンパルナスの灯』は無声ではないですけど、「白黒・フランス」ということで、勝手に時機を得た気がしております。
いうまでもないことですけど、この映画は画家モジリアーニの、亡くなるまでの何年かを描いたものです。
私が20代だったら、ああいう生き方に心酔して今夜から飲んだくれたかもしれませんけど(殴)、さすがにそこまでは若くないので、現実感と分別がちょっと邪魔をし、比較的冷静には見ることができました。
それにしても美しい作品です。なにが美しいって、まず俳優さんがどの方もほんとにおきれい。
今でもおきれいな方は男女問わず存在するはずなんですけど、白黒のせいなのかなんなのか
とにかく存在感がすごい。・・・・・・やられました。
この映画を見てちょっと思ったことですが、画家や作家や作曲家はたとえ生存中は不遇でも、作品が死後評価されて名が残るってことはあったでしょうけど、
録音も録画もない時代、あまりにも時代を先取りした演奏家とか舞踏家、役者さんたちは、活躍する場も、形として残るものもないまま、野垂れ死にした人もいるんじゃないでしょうか。。。。
そういう方面の芸術は同時代の評価がほぼすべてだったのかもしれないですね。そうだとしたらツライ・・・いや私は全然ツラくないし関係ないことですけど(笑)。
ところで、モジリアーニは1884年7月生まれで35歳で没してます。
同年生まれの人を少しあげてみました(wikipedia参考)。たとえば
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1月
1月10日 - 山村暮鳥、詩人・児童文学者(+ 1924年)
2月
2月16日 - 安田靫彦、日本画家(+ 1978年)
3月
3月26日 - ヴィルヘルム・バックハウス、ピアニスト(+ 1969年)
4月
4月4日 - 山本五十六、海軍軍人・連合艦隊司令長官(+ 1943年)
7月
7月12日 - アメデオ・モディリアーニ、画家(+ 1920年)
7月30日 - 東條英機、陸軍軍人・第40代内閣総理大臣(+ 1948年)
9月
9月16日 - 竹久夢二、画家(+ 1934年)
10月
10月3日 - 下村湖人、小説家・社会教育家(+ 1955年)
11月
11月8日 - ヘルマン・ロールシャッハ、スイスの精神医学者(+ 1922年)
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ちょっとまってくださいよ~
えっと、モジリアーニと東條英機は20日も違わなくて、
山本五十六とバックハウスは1週間くらいしか違わない。
頭の中の回線つなぎなおしてもいいですか・・・・・・・(汗)。