奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

「道立北方民族博物館展」(道庁ロビー)

2016-02-16 05:40:27 | イベント



私がこの近くに住んでいたなら年に何回も行くのに、という博物館があります。
小樽市総合博物館はその一つで、私は年間フリーパスを持っています。

苫小牧市美術博物館、旭川市博物館、帯広百年記念館などは私の食指が動く。

道立北方民族博物館もそのような施設のひとつ、日本で唯一の北方少数民族の博物館です。
場所は網走市天都山、その頂上近くにあります。

私は2013年に訪問したことがあります(前後編になっていますが前編はコチラ)。
    → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/1590edc1035b59ca19c7d82424309e27

ここは道立だけあっていろいろな特別展やを行っているほか、
観覧料無料のロビー展などを行っています。

それがまた興味深いものが多い。
そんなにいい企画ならぜひ見てみたいものだ…と思っても、網走だもんなぁ。

そんな博物館の活動を紹介している展示を道庁本庁舎ロビーで行っています。



【道立北方民族博物館展】





会期:2月15日~2月17日(最終日は16:00まで)
会場:道庁本庁舎1Fロビー・道政広報コーナー


って、明日までかよ!
紹介するの、遅いよ!

それはそれ、ここでは常設展や今までに開催した特別展のチラシやイベントの様子を、
常設展の内容などと一緒にパネルで紹介しています。

こんなに多彩で興味深い展示がここで行われているのか。
やっぱり私が近くに住んでいたらこんな博物館は年に何回も行っていたな。

などというこの博物館、網走に行った際には網走監獄見学ついででいいのでご見学ください。
結構面白いよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際線旅客の燃油サーチャージ、4月と5月は無料に

2016-02-15 05:09:35 | 交通
JALとANAは4月と5月に発券分の国際旅客燃油サーチャージを無料にすると発表しました。

現在はグアム路線は4,000円、欧州は14,000円(ともに往復)などとなっていますが、
燃油市況が下落したことにより無料となります。

何であれ海外旅行費用の負担が減るのは有り難い。
私は海外旅行に行かないので関係ないのですが。

ところで国内でも燃油サーチャージがあるのをご存知でしょうか。

身近なところは一部のフェリー運賃で、
青函フェリーは6%のサーチャージを取っています。

同社は函館ー青森間の旅客運賃は通常は1,540円ですが3月までは1,630円、
車両運賃も通常運賃に6%のサーチャージを加算しています。

また苫小牧ー八戸間の車両運賃も6%のサーチャージを加算していますし、
その他長距離フェリーの旅客・車両運賃もサーチャージを加算しているところが多数あります。

これが今後、国際旅客と同じく燃油サーチャージがなくなると、
国内物流のコストが下がり国内経済にとってはインパクトが大きい。

平成22年度の物流センサスによると貨物の輸送距離が500㎞~1,000㎞の場合は4割弱、
1,000㎞以上になると7割強が海運となっています。

これが数%とはいえ輸送コストが安くなると国内経済に広く薄く影響があるはず。
旅客運賃も下がりそうですし。

燃油市況の下落が意外なところにもメリットをもたらしている一例でした。

でも、本当に運賃が下がるかな…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015童話村たきのうえ「芝ざくらと渓谷のまちファンタスティック写真大賞」札幌展

2016-02-14 04:46:24 | イベント



滝上では毎年「芝ざくらと渓谷のまちファンタスティック写真大賞」を開催しています。

これは「芝ざくら」「渓谷」「滝上町」を題材にしたフォトコンで、
「芝ざくらの部」と「渓谷のまち部」に分け全国から募集しています。





2015年は応募点数が158点、うち32作品が受賞しています。

サッポロファクトリーで受賞作の展覧会を初開催しています。


※2015童話村たきのうえ「芝ざくらと渓谷のまちファンタスティック写真大賞」札幌展

場所:サッポロファクトリー3条館1Fウォールギャラリー
期間:2月1日~2月28日
時間:10:00~20:00(最終日は~15:00)
料金:無料


中には外国の方から応募作もありました。
ファクトリーにお立ち寄りの際はご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「あのころのカツゲン」を飲む

2016-02-13 04:37:47 | 北海道のこと



「カツゲン」は北海道限定で雪印メグミルクから発売されている乳酸菌飲料。

私の子供のころは瓶入りで、味も今より濃かった。
今は「ソフトカツゲン」という名前で昔よりまろやかな味になって売っています。

今年は発売60周年ということで、昔の味を再現し期間限定で発売しています。
それが「あのころのカツゲン」。

期間限定なら私も昔を思い出して飲んでみたい。

ところがこれが売れすぎて手に入らない。
今のところコンビニでしか売っていないのですが、それがどこも売り切れ。

手に入らないとなると余計に飲みたくなる。
私はコンビニにに入る度にカツゲンを探していました。

どうやら朝一に入荷して、店頭に並ぶと間もなく売り切れるらしい。
ではと、ある日早起きをして自宅近くのローソンへ、やっとゲットすることができた。

とうとう手に入った…。

飲んでみました。

濃い味の昔のカツゲンの味がした…ような気がする。
少なくてもソフトカツゲンのような物足りなさはない。

それそれで満足したのですが、やはり瓶入りでなければ雰囲気は出ないな。

今度は瓶入りで発売してほしいものだ、
などと勝手なことを思いながら空き箱を捨てました。

また飲みたい…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『平成26年度 線区別の収支状況等について』

2016-02-12 05:48:40 | 鉄道



JR北海道は先日、「平成26年度 線区別収支状況等について」をプレスリリースしました。
    → http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160210-1.pdf

同社は1月29日の“第2回地域公共交通検討会議”で全線区の収支を発表しました。
それは札幌圏でも大赤字という結果で、その後の報道で知った方も多いと思います。

私はやっぱりと思いましたが。

さてこの時に報道された収支の中には“管理費”が含まれていました。
私は管理費を除いた“鉄道収支”がどうなっているのか、興味がありました。

今回は鉄道収支と管理費を含めた収支の両方が公表されています。

それによると赤字とされていた札幌圏は管理費を除く鉄道収支は黒字でした。
その他の線区は管理費を除いた鉄道収支だけでも当然ながら赤字です。

ところで“管理費”とは何ぞや。
直接現場にかかわらない本社系の経費とは思いますが。

鉄道事業会計規則からすると案内宣伝費、福利厚生費、一般管理費あたりか。

この経費が輸送のボリュームが上がるほど膨らんでいるように見えます。
それが札幌圏の最終的収支を赤字にしているように見えますが、どうでしょうか。

それはともかく、JR北海道がこのような細かい数字を公表したのは評価できます。
どんな議論をするにしてもその土台になる基礎データがないとまともな議論が進まない。

また「極端にご利用が少ない駅」も公表されています。
利用客が1日10名以下の駅が全453駅中159駅、1名以下の駅が58駅もあります。

宗谷本線や留萌本線、札沼線の北海道医療大学駅以北などは惨憺たる結果だ。
これではいくら地元が残したいと思っても難しいだろうと思う。

などなど、まぁ大変な資料を見せられてしまったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「雪の研究者・中谷宇吉郎」(小樽市総合博物館・企画展)

2016-02-11 04:52:00 | 北海道の博物館



『雪は天から送られた手紙である』。
石川県生まれの北大の教授、雪の研究で名を遺した中谷宇吉郎の言葉です。

ロマンチックな言葉ですが実はこれ、非常に科学的な背景があるのです。

雪の結晶(の形)は気温や湿度などの大気の条件により常に姿を変えていて、
その結果の雪の結晶は上空から地上までの大気の変化を現している。

つまり雪の結晶を見ると上空の大気の様子がわかる。
それを解明した中谷教授が真理を端的に表した言葉が『雪は天から…』です。

難しいことを簡単な言葉で一般に解説する名文、
寺田虎彦(※)をはじめ昔の科学者は名随筆家であることも多いですね。

科学者として名高い中谷宇吉郎のそんな側面を垣間見ることができる特別展を開催中です。

小樽市総合博物館、「雪の研究者・中谷宇吉郎」(4月10日まで)
    → https://www.city.otaru.lg.jp/simin/sisetu/museum/event/temiya_2015_1219.html

中谷は世界で初めて人工雪を作ることに成功しました。
戦時中は戦闘機に付着する雪を研究するためにニセコでゼロ戦と格闘しました。

そのゼロ戦の実物は倶知安風土館にあり、私も見たことがあります。
    → http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/culture-sports/kucchan-huudokan/kucchan-huudo/huudokan-zerosen/

また北大低温科学研究所を設立するなど、様々な功績を残しています。
紋別市にある流氷観察用のドップラーレーダーは北大低温研がここにあった名残です。

などなど、科学者であり随筆家でもあった中谷宇吉郎を再発見できる展示でした。

北大教授当時の研究室も再現されています。
意外と質素な部屋だったんだな…というのが素直な感想…。

※「天災は忘れたころにやってくる」など
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

留萌ー増毛間、12日から当面運休

2016-02-10 05:19:01 | 鉄道



留萌本線・留萌ー増毛間が雪崩の恐れがあるために12日から当面の間運休します。
去年に引き続きの措置です。

去年は2月23日から運休し運転再開は4月29日でした。

今年はどれほどの積雪があるかわかりませんが、
運転再開はいつになるのでしょうか。

また去年は一部時間帯で代行輸送を行っていましたが今年はありません。

今日は留萌地方に暴風雪警報が出ています。
場合によっては今日から運休になるかもしれませんね。

いずれにしろ、早く運転再開ができますように。


追記:JR北海道は12日、15日から一部代行輸送を行うと発表しました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JR北海道、ダイヤ改正後の普通列車時刻を発表

2016-02-09 06:34:25 | 鉄道



JR北海道は昨日、3月26日のダイヤ改正以後の普通列車時刻を発表しました。

事前の告知通り花咲駅や上白滝駅の廃止や普通列車の削減など、
わかっていたとはいえ実際のダイヤを目にすると“鉄”的には気分が落ち込んでくる。

私がいつも使っていたあの列車もこの列車も廃止されたり短縮されたりしている。
ということはもう今まで通りの鉄旅ができなくなる。

ですがこれ、極端に利用の少ない列車を整理しただけ。
たまにしか乗らない私がどうこう言ってもそれは仕方ないことと受け入れるしかありません。

JR北海道は“鉄”だけのために列車を動かしているわけではないのですから。

それはそれとして浦臼ー新十津川間が1往復になったり、
石北本線の4620Dが白滝ー上川間1駅だけで57分もかかるなど新たに話題になりそうな列車もある。

宗谷本線を音威子府のそばを食べる時間を確保しながらどう乗り通すか、
札幌ー函館間を普通列車で乗り通すにはどうしたらいいかなども頭を悩ましそうだ。

乗り鉄には厳しいダイヤ改正とはなりますが、
そういう制約の中でどう攻略するかを考えるのも楽しいもの。

時刻表が発売されたらまた考えるとするよ。

“一日散歩きっぷ”、早く復活してくれ。
それだけだな、今の望みは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ANAグループ、12月搭乗率(北海道関係分)

2016-02-08 05:16:40 | 交通
試しにアップしてみます。

札幌ー東京   65.2%      札幌ー釧路   37.7%
札幌ー成田   74.3%      札幌ー函館   54.9%
札幌ー中部   54.3%      札幌ー稚内   31.5%
札幌ー大阪   60.3%      札幌ー女満別  46.0%
札幌ー関空   58.2%      札幌ー中標津  57.5%
札幌ー神戸   46.3%      
札幌ー福岡   57.7%      東京ー稚内   40.2%
札幌ー那覇   62.4%      東京ー釧路   44.5%
札幌ー青森   33.2%      東京ー函館   65.3%
札幌ー秋田   38.6%      東京ー紋別   50.3%
札幌ー仙台   62.5%      東京ー中標津  43.4%
札幌ー福島   49.5%      中部ー女満別  29.2%
札幌ー小松   45.1%      中部ー旭川   39.3%
札幌ー富山   36.2%      大阪ー函館   42.0%
札幌ー新潟   54.1%
札幌ー静岡   49.4%



オフシーズンなので観光路線は低い数字になっています。

最高が札幌ー成田の74.3%、最低は中部ー女満別で29.2%。

ハイシーズンにまたピックアップしてみよう。
忘れなければ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放送局の天気予報

2016-02-07 04:28:58 | つらつら思ったこと
冬の北海道では天気予報の情報は非常に重要です。
このチェックを怠り不用意に遠出をすると命にかかわることがある。

この天気予報ですが、その情報はテレビ・ラジオやネットで得るのが普通です。
その天気予報、どこでも同じだと思っていませんか?

放送局の天気予報は気象庁のデータが基本になっています。
その予報を逸脱し気象庁が“晴れ”というのを“雨”として放送することはできません。

それをやると法律違反になります。
ですが気象庁の許可を得て独自の予報を出すことができるという制度があります。

その許可を受けた者が「予報業務許可事業者」で、
この許可を受けると気象庁の予報にかかわらず独自の予報を出すことができます。

放送局がこの許可を得ると視聴者や聴取者の細かいニーズを汲んだ予報を出せます。
また他局とは違う予報をすることも可能になる。

北海道の放送局でこの許可(気象・波浪)を受けているのはHBCとHTB。
この両局はやろうと思えばかなり細かい天気予報が可能です。

私は車でHBCラジオをよく聴いていますが、遠方に行く際にはかなり参考にしています。

許可を受けていない放送局では資格のある事業者から気象予報士を派遣してもらい、
その予報士が独自の予報をします。

またはその事業者から情報を受けて放送する。
そのような事業者が日本気象協会であったりウェザーニュース社であったりします。

HBCは「HBCウェザーセンター」を設置し独自の予報を行っていますが、
それはこういう事情によるものです。

ちなみにそこに所属している某ANは私の小学校の後輩・弟の同級生です。
これからもズバババとよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする