奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

“爆乗り”になるか、訪日外国人に都市間バス等の周遊パスの実証実験

2016-02-02 05:31:55 | 北海道のこと
北海道は大自然が魅力ですがその広大さゆえに2次交通の問題が観光のネックになることがあります。
観光地間の移動は日本人でも大変なのに、個人旅行の外国人だとなお大変。

訪日外国人に向けて道央圏を中心にした都市間バス等が乗り放題になる周遊パスを発売します。
国土交通省北海道運輸局によるプレスリリースはコチラ
    → http://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/press/presspdf/2802/280201-2.pdf

周遊パスの名称は「InterCity Central Hokkaido Bus PASS」で、
フリーエリアは道央圏から旭川、留萌、ニセコ、室蘭などを結ぶ高速バスなどです。

札幌市内と小樽市内の均一区間や定山渓までの路線バスなども含まれます。
これだけ広いエリアが乗り放題になるなら、私が使いたいほど。

「3Days PASS」が大人4,500円、小人2,250円、「5Day PASS」が同じく7,500円と3,750円、
これは実証実験として実施され期間は2月6日から3月18日まで。

「3Days PASS」なら新千歳空港から札幌へ行きから旭川まで往復したら元が取れる。
使い方を間違えたらさほどトクはしないが“爆乗り”したらかなり割安。

2次交通の実証実験としては面白い。
富良野へはJRより本数が多いですしニセコには乗り換えなしでスキー場に行けます。

それに何より、いまや都市間バスはJRより安全で確実だ。

今回は実証実験としての実施です。
やってみるといろいろな問題が出てくるかもしれません。

ですがそれを糧によりよい2次交通を確立し、
多様な個人客のニーズを取り込んでほしいものです。
コメント
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