奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

放送局の天気予報

2016-02-07 04:28:58 | つらつら思ったこと
冬の北海道では天気予報の情報は非常に重要です。
このチェックを怠り不用意に遠出をすると命にかかわることがある。

この天気予報ですが、その情報はテレビ・ラジオやネットで得るのが普通です。
その天気予報、どこでも同じだと思っていませんか?

放送局の天気予報は気象庁のデータが基本になっています。
その予報を逸脱し気象庁が“晴れ”というのを“雨”として放送することはできません。

それをやると法律違反になります。
ですが気象庁の許可を得て独自の予報を出すことができるという制度があります。

その許可を受けた者が「予報業務許可事業者」で、
この許可を受けると気象庁の予報にかかわらず独自の予報を出すことができます。

放送局がこの許可を得ると視聴者や聴取者の細かいニーズを汲んだ予報を出せます。
また他局とは違う予報をすることも可能になる。

北海道の放送局でこの許可(気象・波浪)を受けているのはHBCとHTB。
この両局はやろうと思えばかなり細かい天気予報が可能です。

私は車でHBCラジオをよく聴いていますが、遠方に行く際にはかなり参考にしています。

許可を受けていない放送局では資格のある事業者から気象予報士を派遣してもらい、
その予報士が独自の予報をします。

またはその事業者から情報を受けて放送する。
そのような事業者が日本気象協会であったりウェザーニュース社であったりします。

HBCは「HBCウェザーセンター」を設置し独自の予報を行っていますが、
それはこういう事情によるものです。

ちなみにそこに所属している某ANは私の小学校の後輩・弟の同級生です。
これからもズバババとよろしくお願いします。
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