普通は、鉄道の駅というものはなるべく道路に近いところに作ります。
大きな道路に面していなくてもそこから延びる道の踏切付近に作るのは当たり前。
ですが東追分駅にはダイレクトに接続する道はなく、
近くの道路から伸びる取り付け道路を辿った先にあります。
遠くから見ると畑の中にポツンと取り残されたように見える。
以前は近くを通る道路の踏切横にありましたが石勝線開通時に追分寄りに移設、
その際に単線1面だったホームが2面2線になりました。
駅というより信号場としての機能が優先したわけだ。
ということで、ホームの前後にスノーシェルターがある。
辺りは農家が点在するのみ、利用客は少なく1日1名以下、
そして来月には廃止になります。
こんな立地ではそうなるわなぁ。
この駅も廃止後は十三里駅と同じく信号場として残ることになるでしょう。
そうなるといよいよ畑の中に取り残されたただの鉄道施設にしかならなくなる…。
それって今と変わらない存在なのだな、多分。