奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

東急、86年夏の1日乗車券

2012-07-15 05:50:25 | 鉄道
   


1986年の夏、東京急行(東急)ではこんな企画をしていたのですね。

「'86夏 スタンプラリー 電車全線1日乗車券」

全線1日乗車券、400円。

何のスタンプラリーだったのだろうか?

よく覚えていないなぁ。

9月15日までの1日ということなので、夏休み対策でしょう。

紙製で鋏入りというところに、時代を感じます。
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「やりすぎるなよ」と「ほんまにごめん」

2012-07-14 04:58:37 | つらつら思ったこと
滋賀県大津市で中学生が自殺した事件。

「やりすぎるなよ」というのは虐めの現場を見た教師が加害者に発した言葉です。
この言葉があったことは、市側が裁判で認めています。

その後いろいろな事実が明らかになってきました。

感じるのは大人のあまりにもひどい対応。
人の死に乗じて本人から事情が聴けないからといってあまりにも保身に走りすぎる。

この事件はこれからも驚くような事実がいろいろ出てきますね。

それに対して、学校のアンケートに回答した生徒の言葉。

「学校にに伝えたいこと」「男子生徒への思い」の中である生徒はこう書いたという。

「もっと早く気づいてあげればよかった。ほんまにごめんな、ゴメン。ゴメン。ゴメン」。
(読売新聞電子版)より。

中学生が仲間の死を目の前にしてどれほど自責の念にかられているのか、
想像するに余りある。

これは学校が実施したアンケートなので当然校長や教育委員会の偉い人達は見ているはず。
そのアンケートを見た上での学校や教育委員会の記者会見コメントはご存知の通り。

当初は虐めはなかったとしていたほどだ。

虐めと自殺の因果関係の以前に、教育者としての思いや見解がない。
教え子が自殺したという事実に対しての思慮もない。

学校の教師が発した言葉と、そこに通う生徒が発した言葉。

この落差を何と見る。
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パンダ

2012-07-13 05:25:06 | つらつら思ったこと
上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんが死んだ。

そのニュースは速報で伝えられ、
まるで全ての日本人がその死を悲しんでいるかのような報道が続いている。
また日本にいるパンダは上野動物園にしかいないような報道ぶりにも違和感を感じる。

私は上野動物園のパンダには全く興味がない。

そのパンダに赤ちゃんが生まれそして死んだとしても、
ただちにそれを全国に速報するような価値があるとは思えない。

実はこういう方は多いのではないか。
あまりの報道ぶりに、そう言えないだけ…。

マスコミが先頭になって騒ぎすぎだ。
パンダの話題は全国民が欲しているという幻想がマスコミに蔓延している。

ところで日本には現在11頭のパンダがいるがそのうち8頭が和歌山県にいる。

和歌山アドベンチャーワールド、である。

ここは繁殖でも成果を挙げており、同園で生まれたパンダは通算12頭にもなる。
これは中国本土以外では最多の実績だそうである。

ところが、これだけの実績を残しているにもかかわらずこれが報道されることはない。
一昨年8月にも双子が生まれたがその時ももちろんこれだけ騒がれたことがなかった。

なぜ上野動物園のパンダだけ騒がれるのかわからない。

そこでふと思った。

日本人はパンダが好きなのではない。
「上野動物園のパンダ」が好きなのだ。

これは上野動物園に日本で初めてパンダがやってきたことに関係があるのだろう。

だから和歌山のパンダが子どもを生もうが何しようがニュースバリューがない。

上野動物園にやってくるパンダは余計なプレッシャーを受けて災難なことだのう…。
今回のパンダ騒動を見て、上野動物園にやってきたパンダの気持ちを考えてしまいました。
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北電の計画停電、実施エリアを滝上町で見たら…

2012-07-12 05:14:24 | 滝上町
北海道電力ではこの夏、電力不足になった場合に計画停電を予定しています。

もし計画停電をするとなれば輪番制、全道各地に番号が振られています。
私の住むところは何番なのか、北電のHPで調べてみました。
ふむふむ、計画停電になったらこの時間に停電するのか…。

ヒマついでに滝上町の区分けを見てみた。
区分けはいいとして、そこに出ていた住所を見て笑った。
HPはコチラ → https://www11.hepco.co.jp/FW09/fw/td/pc/h/ctsk/takinoe.html

字オシラネップ原野、字上渚滑原野、字サクルー原野、字滝ノ上原野。
字滝ノ上市街地一条通2丁目、字滝ノ上市街地五条通3丁目、字滝ノ上市街地士別通3丁目など。

私の生まれ故郷とはいえ、
このような住所を見てもそれがどこからどこまでなのかさっぱりわからない。
普段はこんな住所の呼び方をしないのでどこか見当もつかない。

そもそも一条通とはどの通りなのか?
士別通とはどこの通りなのか?
サクルー原野とはどこからどこまでなのか?

これは開拓時代の区割りそのものだ。

でも今はそんな時代ではない。
「旭町」とか「栄町」、「一区」などと表記してくれないと具体的な場所がわからん。

思わぬところで、滝上町・開拓時代の名残を見ました。

※私の元の本籍地は「滝上町滝上原野21線」だったと思う。私は原野に生まれたのだ。
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恵庭市郷土資料館 … 産業考古学編

2012-07-11 04:57:13 | 北海道の博物館



見るべきものの3つ目は開拓期以降、現在までの歴史の概説。

お決まりのものと言えばそれまでですが、
コンパクトに過不足なく展示されていました。

それはいいのですが、私が注目したのは屋外に静態保存されていた次の2点。

ひとつは昭和39年に導入されたトラクター。





メーカーはマッセイファーガソン(イギリス)で35馬力。

解説によると南島松生産組合によって導入され、
平成9年までの33年間使われてきたとあります。

当時は農作業を革新した画期的大型トラクターだったと推測されますが、
今この現物を見ると本当に小さい。

今のトラクターは大型化が進み、国産でも200馬力になろうかというものもあります。
それに比べると、こんなもので大丈夫だったのかと思うほどの大きさ。

ですが昔の農業を伝える貴重な資料です。

もうひとつはヘイベーラー(干草の梱包機)。





メーカーはアルスチャルマー(アメリカ)。

ヘイベーラーはトラクターで牽引し、刈り取られて乾燥させた牧草を梱包する機械。
梱包された干草はトラックで集め越冬用飼料などとして保存されていました。
実家にいた頃はよくこのバイトをしたものだ。

使用されていたのは昭和40年代から平成8年までとあります。

酪農も技術の革新が進んでおり、昔の機械などが消えていっています。
その中このような今は見ることができない実機が静態保存されているのは貴重です。

もっと昔の様々な農機具は頻繁に博物館で見ることができますが、
それより新しい10年や20年前の機械はなかなか見ることができない。

産業考古学のパラドックスがここにあります。




*恵庭市郷土資料館

住    所:恵庭市南島松157-2
開館時間:9:30~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:月曜日、祝日の翌日、資料整理日(毎月最終金曜日)、12月28日~1月3日
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あきた情報プラザ、1周年記念セール実施中

2012-07-10 04:30:56 | イベント



秋田県の観光情報などを提供しているあきた情報プラザでは、
開設1周年を記念した特別セールを実施中です。


場所:あきた情報プラザ
住所:中央区大通1丁目14、第2有楽ビルB1、011-211-4431
日時:7月9日(月)~13日(金)、10:00~18:00
協力:(株)秋田県物産振興会、(株)マルミ北栄商店
後援:札幌秋田県人会・都市会


期間中は日替わりで先着20名に粗品をプレゼントしている他、
最終日の13日には16:00から秋田県物産等が当たる抽選会を実施します。

また「お買い得袋」として銘酒を含む3,000円相当の品を2,000円で販売。
皆さんこの機会に是非お越し下さい。

以上、あきた情報プラザ特別宣伝係からのお知らせでした。

私はここで物産展があるたびに案内を頂戴しています。
いつも季節に合わせた銘菓や札幌では手に入りにくい秋田ならではの特産品が並び、
米どころ秋田ならではの銘酒を含めいろいろ手にしてきました。

前回は4月に行われ、そのときには稲庭うどんや「ぎばさ」という海草などを買いました。





この「ぎばさ」がなかなかユニークで、いろいろな食べ方ができる。

そして毎回気になるのは比内地鶏や横手焼きそば、そして毎度毎度の銘酒。

お酒は前回、「YOGURSH(よーぐるしゅ)」なる真に妙なるお酒を売っていました。





口当たりや見た目はヨーグルト、でもお酒という不思議な物体。
今回も出ているのだろうか?

毎回何かしら新しい“ブツ”が出てくるこの物産展、今回は何が出てくるのでしょうか?
そして何を買おうかなぁ…。
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恵庭市郷土資料館 … 自然、考古学編

2012-07-09 05:27:21 | 北海道の博物館






この資料館で見るべきものは大きく3つに分かれています。

ひとつは支笏湖や樽前山の噴火によって堆積された火山灰などの地質標本。

支笏湖は約4万年前から何回にもわたって噴火を繰り返していました。
その噴火による火砕流やその他の噴出物が道内広い範囲に堆積しています。

恵庭は支笏湖から近いこともあってその堆積物が時代ごと見事に垂直分布しています。
その地層の様子が地質サンプルとして展示されています。
支笏湖カルデラ形成による堆積物はとんでもない量だとわかります。

さて、その堆積物によって恵庭の地形が生まれました。
そして時代が下り低地には縄文時代から人が定住していきます。

恵庭市内には古代の遺跡が100ヶ所以上ある。
その代表的な遺跡が国指定史跡「カリンバ遺跡」。

見るべきものの2つ目はこの「カリンバ遺跡」を中心とした発掘品などです。

漆塗りの櫛や玉、勾玉、それから土器などの発掘品の展示はもちろんのこと、
解説も当時の生活と結びつけて理解しやすいようになされていました。

それに「カリンバ遺跡」関係の図録はなんと自由に持ち帰れます。





入館者数からもそうそう捌ける図録ではないと思いますが、これは有り難い。
私ももちろん、いただいてきました。

発掘品の羅列ではなく当時の生活と結びつけてわかりやすい解説をするのは重要。
“ブツ”だけ見せて“貴重なものです”と解説されても理解しにくいですからね。

また北海道では恵庭の他は江別にしか発見されていない古墳の模型がありました。
こういうのも大事ですよね。

私は常々北海道の市町村レベルの博物館は自然や考古学の展示は最小限に留め、
産業遺産関係の展示を中心に据えるべしと言ってきています。

ですがこの恵庭市のような自然や遺跡などに特徴的なものがある場合は例外、
私は展示を十分に楽しむことができました。

それはもちろん、館による質の高い展示手法や社会教育に対する理解があってのことですが。

続く
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JR岩見沢レールセンター

2012-07-08 05:23:31 | 鉄道



岩見沢をJRで通りかかると、改札口の反対側にレンガの建物が見えます。
列車の車窓から見ると、かなり遠くに見える。

駅の裏側にまわると間近に見ることができます。
それがJR岩見沢レールセンター。

もとは北炭の岩見沢工場材集場で、
車両製造や修理のために建設されたと言われています。

建築年は不明(1899年など諸説あり)とのことですが、明治中期であることは間違いない。
もう100年以上も経っている。

建物は岩見沢駅の敷地内にありますが、
すぐ横には道路が走っており外観を見学するのは自由。

レンガ造りの巨大な建物です。
外壁には北炭の社紋(五稜星形)をはっきり見ることができます。





100年の時を経て未だにJR北海道の現役の施設として使われている。
これは本当に幸せな建物だ。

耐震性とか問題ないのだろうかなどという疑問はさておき、
いつまでも今のまま残ってほしい歴史的建造物です。

※日本建築学会の、歴史的に貴重な全国2000棟の建物の1棟に選ばれています
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2012オホーツク「わくわく館」スタンプラリー

2012-07-07 05:01:37 | イベント
オホーツク観光連盟では北海道DC(デスティネーションキャンペーン)の地域限定企画として、
「こだわり」や「わくわく感」があふれた「館」を巡るスタンプラリーを行っています。

オホーツク圏にある博物館など30ケ所の中から6ケ所以上のスタンプを押して応募、
抽選でオホーツクの特産品などをプレゼントという企画です。

この企画のHPはコチラ → http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201207030004/

オホーツク圏30ヶ所って、多いですよ。

こっち側は西興部村の「森の美術館 木夢」からあっち側の「清里焼酎事業所」まで、
今回は滝上町の「滝上町郷土館」も含まれています。

実は私、去年この企画に応募し当選しました。
そのときのブログはコチラ → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/16707b96c31be970c45b639de0cb7c5f

この時の参加施設は12所、スタンプの数も4ケ所でよかった。
参加施設数が少なかったのでその4ケ所のスタンプを集めるのも大変だった。

真夏の暑い中7月と8月、2ヶ月間の実施期間の間でやっと集めました。
そして応募したのも忘れた頃の10月、北見名物のオニオンスープが送られてきたのです。

それが今年はスタンプが6ヵ所に増えたとはいえ期間が3ヶ月になり、
参加施設も30ヶ所に増えた。

これはチャンスだ。

6ヵ所だと西紋地区だけでも、北見地区だけでも、網走地区だけでも達成できる。
ましてやオホーツク圏を広域に移動する方なら容易に達成できる企画です。

仕事や観光でオホーツク圏に行かれる方、是非チャレンジしてみてください。

とはいえ、その気になって集中的に集めなければできないことではありますが。
この機会に博物館巡りをしてオホーツクを知るのもいいものですよ。

私のお勧めは次の通り。

滝上町郷土館、オムサロ遺跡公園、上藻別駅逓所、ピアソン記念館、北見ハッカ記念館、博物館網走監獄。
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「幸せの種を蒔こうライブ 」のお知らせ

2012-07-06 04:32:35 | イベント
イベントのお知らせです。

“即興シンガー しゅんぞう”さん、いよいよ登場。
奇て烈な方です、見た目も歌も。

しゅんぞうさんをご存知の方もそうでない方も、お集まり下さい。

フミチェンコさんも参加するのね。

私は仕事でいけないのが残念です…。


「幸せの種を蒔こうライブ」
日時:7月7日(土)、開場13:00 ライブ14:00~終了17:00
会場:古本と珈琲のBookCafe ソクラテスのカフェ
    札幌市西区琴似2条7丁目 メシアニカビル地下
電話:011-611-7121
料金:1,000円(ワンドリンク付)


お出になるのは…

ライブの部

※即興シンガー しゅんぞう

※美唄のギター弾き語り 谷 仁

※ソクラテスのカフェスタッフ 中野かおり

※大人のための絵本読み聞かせ  堂 理佳

※ヨミガタリ アシルえつこ



イベントブースの部

※フードスマイリスト 林 雄一 (写真・ポストカード)

※消しゴムはんこ フミチェンコ。 (体験あり)

※『動心学』鑑定(500円)愛天音動心(あてねどうしん)

※「手作りアクセサリー、小物販売」ほか
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