奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

私の小沢一郎氏観 … 後

2012-07-01 04:18:44 | つらつら思ったこと
小沢氏は、増税はマニフェスト違反だと声高に叫んで仲間を道連れにしようとしている。
それだけ見れば小沢氏の物言いに理がある。

しかしだ。

そのばらまきマニフェストを主導したのが小沢氏だったのは間違いない。
その小沢氏を差し置いて消費税増税というマニフェスト違反の決定をしたのは民主党執行部。

財源がないという執行部(だから、消費税増税になる)に対して小沢氏はどう反応したのか。

氏は民主党執行部や世論、あるいはマスコミに対して財源をどうこしたという話は聞いたことがない。

「ここをこうすれば財源が生まれるので消費税増税は必要ない」

このように政治家として広く国民に訴えかける小沢氏の姿を残念ながら見たことがない。

小沢氏は政権さえとれば財源は何ととでもなると言っていた。
であれば、どこをどうすればどういう財源が確保でき、
その財源で何をするべきか堂々と国民に向けて説明するべきではないのか。

そしてそれを実現するべく、豪腕を発揮するべきなのである。
それでこそ国会議員としての職責であろう。

がしかし、小沢氏の今までの言動をみていると、
政局がらみでは話題をさらうが政策で話題をさらったという記憶がない。

実際に小沢氏の政策で何かなされたという記憶もない。

政局だけで話題をさらい政策では何ら具体策がない。
そんな小沢氏が日本の政治の中心にいることの意味が、私にはわからない。

政策を語れない国会議員は議員たる資格はない、それは政治家ではなく政治屋だ。
商売としての政治の世界、それが私の小沢氏観である。

そしてチルドレン(ガール)達。

大人なんだから、親分にただついて行くのではなく自分で考えなさい。
自分で考えることができないから、いつまでもチルドレン(ガール)と言われる。

昔ならともかく、今はそんな人材は国会に要らない。


※約束を守らないのはともかく、守れない約束をした責任は重い
コメント
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