とうとう帰る時間になってしまいました。
さようなら、青森。
駅前からフェリーターミナルへ行くシャトルバスは12:30発。
バスは中心部を巡りながらターミナルへ向かいます。
在来ターミナル下車。
室蘭までのチケットは事前にネットで買っていたので、
発券手続きは自動発券機にQRコードをかざすだけで乗船券がでてきます。
出航は13:30、船は“びなす”(7,198総トン、定員800名)。
徒歩乗船で車両甲板からエスカレーターを2機乗り継いで客室へ。
日曜のフェリーは空いています。
ドライバーも含めて、100人もいたかなぁ…。
さて、出航…ですが出航時間前に船内のレストランへ。
みそラーメンをいただいているちょうどそのときに、出航となりました。
こういうのも、なんかいい。
べた凪、今日も快適な航海になりそうです。
陸奥湾をゆっくり進むうちに、青森港を13:45に出発したナッチャンが追い抜いていきました。
14:00過ぎには下北半島・脇野沢を出て青森に向かうシィラインの高速船[ほくと]とすれ違い。
この船はナッチャンのような大きな船ではなく、
80人乗りのモーターボートを大きくしたようなもの。
我がびなすから見ると、とても客を乗せるような大きさに見えません。
その次は津軽半島・蟹田から下北半島・脇野沢へ行くむつ湾フェリー[かもしか]と直角に交差。
そして函館から青森に行く高速船とすれ違い。
この時間の陸奥湾は海上交通のラッシュ時間なのでありました。
それらを外のデッキから眺めていたので体が冷えてしまって…。
さぁ、風呂だ。
お風呂の利用時間は16:00まで。
展望風呂でなかったのは残念でしたが、体は暖かくなって気分も上々です。
天気もいいので海岸線もはっきり見えます。
地図の通り下北側は夏泊半島、脇野沢、仏ヶ浦、佐井、大間、弁天島。
津軽側は奥内、蓬田、蟹田、平舘灯台、竜飛崎。
平舘海峡を抜けた頃から船は下北半島に沿うように進路を東へ変えて行きます。
船の左側は津軽と別れ、亀田半島を見るようになりました。
汐首岬、戸井、恵山の町並みと恵山。
ホントに間近に見えます。ジオラマを見ているようだ。
恵山の岬を回りこんで進路は北へ。
こんどは椴法華、尾札部、川汲…。
このあたりで日暮れ。
椴法華が見えていたあたりから明かりを煌々とつけた漁船が見えてきました。
日が暮れるともう回りはそんな漁船だらけ。
イカでしょうか、サンマかな?
陸から見るのと違って、船の左右に見えるんだもん。
燃料高騰の折、ご苦労様です。
室蘭着岸まであと少し。
私が乗る東日本フェリーの本当の最後になった船旅が終わりました。
この青森ー室蘭航路、つい先日正式に撤退が発表されました。
もう復活することはないのでしょうか?
この航路は函館本線が函館まで全通する前、鉄道が岩見沢から室蘭に伸びた時に、
日本郵船によって函館経由で開設された伝統ある航路です。
今回こうやって乗ってみると、なんて風光明媚な航路なんでしょう。
出航から着岸まで、常に陸地が間近に見えます。
イルカやクジラに出会い確率も高いと見た。
廃止になるのは、残念だなぁ…。
アクセスも便利なのにね。
また室蘭はこれでフェリーがなくなります。
最盛期には5航路もあったのに。
下船。
船の旅が終わりました。
東日本フェリー。
その名の通り、一時は東日本全体に航路をめぐらせていたのに。
伝統の青函航路からも撤退かぁ…。
長い間、お疲れさまでした。
私は室蘭から普通列車で東室蘭へ、スーパー北斗に乗り換えて札幌。
10時間以上普通列車に乗ることはよくありますが、
1時間以上特急列車に乗るのは珍しい。
早いよ、特急列車。
札幌を出てから帰ってくるまで、48時間。
仕事以外で、観光だけでどこかに行くというのは本当に久しぶり。
荷物も心も軽く、行ってきました。
青森は楽しかった。前から見たいと思っていた三内丸山遺跡も見れたし。
船は残念。特に高速船。
北海道で双胴の高速船なんて、もうないだろうな。
最後に乗れて、よかったよ。
さて、さようなら。
ここまで付き合ってくれたみなさんも、ありがとうございました。
さようなら、青森。
駅前からフェリーターミナルへ行くシャトルバスは12:30発。
バスは中心部を巡りながらターミナルへ向かいます。
在来ターミナル下車。
室蘭までのチケットは事前にネットで買っていたので、
発券手続きは自動発券機にQRコードをかざすだけで乗船券がでてきます。
出航は13:30、船は“びなす”(7,198総トン、定員800名)。
徒歩乗船で車両甲板からエスカレーターを2機乗り継いで客室へ。
日曜のフェリーは空いています。
ドライバーも含めて、100人もいたかなぁ…。
さて、出航…ですが出航時間前に船内のレストランへ。
みそラーメンをいただいているちょうどそのときに、出航となりました。
こういうのも、なんかいい。
べた凪、今日も快適な航海になりそうです。
陸奥湾をゆっくり進むうちに、青森港を13:45に出発したナッチャンが追い抜いていきました。
14:00過ぎには下北半島・脇野沢を出て青森に向かうシィラインの高速船[ほくと]とすれ違い。
この船はナッチャンのような大きな船ではなく、
80人乗りのモーターボートを大きくしたようなもの。
我がびなすから見ると、とても客を乗せるような大きさに見えません。
その次は津軽半島・蟹田から下北半島・脇野沢へ行くむつ湾フェリー[かもしか]と直角に交差。
そして函館から青森に行く高速船とすれ違い。
この時間の陸奥湾は海上交通のラッシュ時間なのでありました。
それらを外のデッキから眺めていたので体が冷えてしまって…。
さぁ、風呂だ。
お風呂の利用時間は16:00まで。
展望風呂でなかったのは残念でしたが、体は暖かくなって気分も上々です。
天気もいいので海岸線もはっきり見えます。
地図の通り下北側は夏泊半島、脇野沢、仏ヶ浦、佐井、大間、弁天島。
津軽側は奥内、蓬田、蟹田、平舘灯台、竜飛崎。
平舘海峡を抜けた頃から船は下北半島に沿うように進路を東へ変えて行きます。
船の左側は津軽と別れ、亀田半島を見るようになりました。
汐首岬、戸井、恵山の町並みと恵山。
ホントに間近に見えます。ジオラマを見ているようだ。
恵山の岬を回りこんで進路は北へ。
こんどは椴法華、尾札部、川汲…。
このあたりで日暮れ。
椴法華が見えていたあたりから明かりを煌々とつけた漁船が見えてきました。
日が暮れるともう回りはそんな漁船だらけ。
イカでしょうか、サンマかな?
陸から見るのと違って、船の左右に見えるんだもん。
燃料高騰の折、ご苦労様です。
室蘭着岸まであと少し。
私が乗る東日本フェリーの本当の最後になった船旅が終わりました。
この青森ー室蘭航路、つい先日正式に撤退が発表されました。
もう復活することはないのでしょうか?
この航路は函館本線が函館まで全通する前、鉄道が岩見沢から室蘭に伸びた時に、
日本郵船によって函館経由で開設された伝統ある航路です。
今回こうやって乗ってみると、なんて風光明媚な航路なんでしょう。
出航から着岸まで、常に陸地が間近に見えます。
イルカやクジラに出会い確率も高いと見た。
廃止になるのは、残念だなぁ…。
アクセスも便利なのにね。
また室蘭はこれでフェリーがなくなります。
最盛期には5航路もあったのに。
下船。
船の旅が終わりました。
東日本フェリー。
その名の通り、一時は東日本全体に航路をめぐらせていたのに。
伝統の青函航路からも撤退かぁ…。
長い間、お疲れさまでした。
私は室蘭から普通列車で東室蘭へ、スーパー北斗に乗り換えて札幌。
10時間以上普通列車に乗ることはよくありますが、
1時間以上特急列車に乗るのは珍しい。
早いよ、特急列車。
札幌を出てから帰ってくるまで、48時間。
仕事以外で、観光だけでどこかに行くというのは本当に久しぶり。
荷物も心も軽く、行ってきました。
青森は楽しかった。前から見たいと思っていた三内丸山遺跡も見れたし。
船は残念。特に高速船。
北海道で双胴の高速船なんて、もうないだろうな。
最後に乗れて、よかったよ。
さて、さようなら。
ここまで付き合ってくれたみなさんも、ありがとうございました。