奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

最後の東日本フェリー … ナッチャンで青森へ(2008年10月08日の日記から)

2009-10-10 04:14:07 | 道外の旅日記
いよいよ高速船です。

事前の配船表ではナッチャンWorldとなっていましたが
配船変更になっていましてこの日はナッチャンReraでの旅となりました。
あとで知ったんですが、ナッチャンWorldで火災があったんですね。
その影響での配船変更と思います。

まずは乗船手続き。

窓口でクーポンを出し、乗船券をもらいます。
全席指定、座席はG1-4。

ターミナルは在来フェリーと高速船が同じで1階が発券カウンター、売店、レストランなど。
2階が待合室、3階が高速船乗り場。

出発まで売店を冷やかし、7:40に出発する青森行き在来フェリーを見送ります。
そして7:45、乗船開始。QRコードを読取機にかざすだけでそのまま船内へ。

自分の席に荷物を置いて、船内探検。
船は下層からT1、T2はカーデッキ、T3がエコノミー、ビジネスクラスとパブリックスペース、
そしてT4デッキがエグゼクティブクラス専用デッキとなっています。

双胴船なので横に広い。
キャビンの内側はパブリックスペースで売店、カフェ、キッズルームなどがあります。
その外側は座席で更に窓側はパブリックソファ、前方や横方向もキレイに見渡せます。
そして最後方がオープンデッキ。

8:00に出発、青森到着予定は10:00。
在来フェリーが所要時間3時間40分なのでほぼ倍のスピードです。

函館港内はゆっくり進み、海峡へ。
加速し巡航速度になったらあとは青森に進むだけ。

さすがに早い。
20分早く出発した在来フェリーを早々に追い越し。
オープンデッキからはウォータジェットから噴出る波がよく見えます。

楽しい。単純に、乗っているのが楽しい。
船内も飽きないし景色もいい。
いろいろな乗り物に乗っている私ですが、
乗っているだけでこんなに楽しい乗り物というのはそうないですね。
在来フェリーに比べてもフロアが広いのですごく開放感があります。
前方、右、左、すべて見渡せる乗り物なんて、ないでしょ。

ところで高速船は青森と函館から同じ時間に出発します。
ということは、中間地点ですれ違うということだ。

9:00、ランニングメイトのナッチャンWorldとすれ違う時がやってきました。

スピードは時速65kmほど。
海の上で130kmの相対速度ですれ違うって~のは、すごいもんだ。
あっという間にすれ違ってあっちに行ってしまった。
船内、感嘆の声。

ところでこのとき、航路の内側に舵を切りお互いに少し船体を寄せ合うんですね。
高速船同士、この微妙な舵加減が熟練の技だと思いましたね。

そして今度は函館行きの在来フェリーとすれ違い。

2時間、短いね。
定刻10:00、青森到着。
快適な高速船の旅は終わりました。
この乗り物が廃止になるのかぁ…。
残念だなぁ…。
でも、運賃が高いからなぁ…。

続く
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