奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

羽田、ハブ空港化

2009-10-19 12:20:47 | 交通
首都圏には羽田(東京国際空港)と成田(新東京国際空港)、
2ヵ所の国際空港があります。

もともとは羽田空港が国内線、国際線のターミナルでしたが、
利用客の増加により成田空港が国際線ターミナルとして新たに開設されました。
それ以来羽田空港が主に国内線、成田空港が主に国際線ターミナルとしてすみ分けています。

まぁその成田が不便で使いにくいと、誰もが思っているわけです。
でも開港までとそれ以降のさまざまな経緯により、
わかっちゃいるけどそれは突っ込んではいけない問題となって今まで来ました。

そして気付いたら前原国土交通相曰く、“日本のハブ空港は仁川”…。

それが前原大臣が羽田をハブ空港にと発言してから様相が一変。
千葉県を除けば日本中が「それは賛成」、となりました。
その千葉県の知事だって激怒した翌日に前原大臣と面会後はニコニコとなりましたから、
思わず笑ってしまいました。

この問題は新聞の社説でも取り上げられました。
朝日は16日、日経・読売・毎日は共に14日の社説で、
いずれも羽田ハブ化に賛成の論調となっています。

そうか、やっぱりみんな賛成なんだ…。

誰がどう考えても羽田に国際線があると乗換えが楽。
それはみんなわかっていたけど口にできなかった問題。

これが前原大臣の一言により動き出しました。

これこそ政治の仕事ですね。
誰かが決断し、政治主導で問題を解決する。

今までわかっていても動かなかったことがあります。
ダムの問題もそのひとつでしょう。

政権交代によりそのような問題が動きだす、
そう期待させる羽田空港ハブ化の問題でした。
コメント
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