奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

最後の東日本フェリー … 青森観光(メモリアルシップ八甲田丸)(2008年10月11日の日記から)

2009-10-13 00:07:32 | 道外の博物館
郷土館を出て、駅の方へ。
途中ちょうどバスが来たので、少し楽をする。

この日最後の見学先は青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸。
青森駅から歩いて5分。

八甲田丸は青函連絡船青森発の最終便となった船です。

青函連絡船には、何回も乗りました。

普通船室(椅子席、座敷席)、グリーン船室(椅子自由席、座敷自由席、指定席)、
寝台、シャワー、食堂、サロン“海峡”、売店など。

夜行便に乗るときは込んでいるときはグリーン船室を使っていました。
深夜0時過ぎにもかかわらず船に乗り込むと売店が開いており、
そこで焼き鳥とお酒を買って寝酒にして寝ました。

昼行便ではサロンでお茶をするのが楽しみだったなぁ。
食堂の名物“海峡ラーメン”は不味かった。
なんであれが名物になったんだろう?

国鉄では連絡船までが北海道の管轄で、青森桟橋が本州と北海道の境目でした。
連絡線の中に入ると売店の時刻表が道内版になり、牛乳はよつばになっていた。
このよつばの牛乳が美味しくて、北海道に帰ってきたという気になったもんです。

さて、メモリアルシップ八甲田丸。

ところどころ当時のまま船室などが保存されていて懐かしかったのですが、
それはまぁよろしい。
私が見たかったのは現役時代には決して見ることのできなかった部分です。

船長室、事務長室、操舵室、無線室、甲板、煙突(展望台になっていててっぺんまで上れます)など。
それから鉄道連絡線にしか存在しない鉄道用車両甲板と控車の実物。
そしてエンジンルーム。

船の中、一番下層のエンジンルームから煙突のてっぺんまで、全て見尽くせた。
そこまで見せていいのか、というところまで見せてるのはすごい。

それぞれの解説も丁寧でわかりやすかったです。

八甲田丸
全長:132.0m
全幅:17.9m
総トン数:5,382.65トン
総出力:12,800馬力
旅客定員:1,286名
積載車両:48両
(他に乗用車も12台積めました)

観覧料金、450円(観光手形利用で10%引き)

この日(土曜日)はこれで終わりホテルへ。

外に飲みに出ようかと思ったけど、疲れたので中三のデパ地下で済ますことに。
それでも地場産のマグロの刺身だけはいただきました。

明日へ続く
コメント
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