奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

最後の東日本フェリー … 青森観光(三内丸山遺跡)(2008年10月10日の日記から)

2009-10-11 01:07:19 | 道外の博物館
シャトルバスで青森駅に着いたのが11:30頃。
これから明日の帰りまで市内観光です。

まずは三内丸山遺跡。
駅前から市営バスにのって30分ほどのところにあります。

三内丸山遺跡は佐賀県の吉野ヶ里遺跡と並ぶ縄文時代の代表的遺跡です。
遺跡自体は江戸時代から知られていたそうで、
平成4年から野球場を作ろうとして発掘調査をしたらいろいろ出てきたので、
野球場を作るのを中止して遺跡を保存したんだって。

まずは“縄文時遊館”。
インフォメーションセンターですね。
ここで遺跡の概略を見たあとにいよいよ遺跡見学へ。

遺跡の広さは38ヘクタール。
そこに最大500人の縄文人が住んでいたとう。
当時としては大都会だったでしょうし、付近の中心都市だったのでしょう。
時代は縄文前期から中期、今から5500年前から4000年前まで。
なんと1500年にも及ぶ長期にわたって人が暮らしていたところです。

同じ場所に1500年も人が住み続ける。
そんなところ、ありますか?
住むだけならいくらでもあるでしょうけど、
その間大都市であり続けるなんて。
東京だって、都会になったのはここ数百年ですからね。

三内丸山遺跡とは、今例えるなら京都みたいなところだったんですね。

縄文人の暮らしぶりはというとこれまたびっくり。
竪穴式住居に狩の生活という“原始的な縄文人”のイメージとはかけ離れた遺構が出ています。

こんなでかいもの、どうやって作った?
なんてのが復元されて見学できるんです。

あとはさまざま、いろいろ。
興味のある方はHPをご覧ください。

私は見学できるところは全部見てきた。

期待通りの見ごたえでした。

見学は無料です。

さて、市内へ戻りましょう。

続く
コメント
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