カードのモチーフはアイヌに見送られ天塩川内陸の調査に旅立つ武四郎の姿。
時は安政4年(1857)6月6日、新暦だと7月27日なので真夏の調査で蚊やアブで苦労した記録に残っています。
これは武四郎が蝦夷地調査の5回目、まずは石狩川沿いを調査し増毛から天塩川河口に至り、
ここから天塩川内陸部へと向かい24日間調査しています。
この時の記録は「天塩日誌」としてまとめられています。
この間、川を遡ることその先は天塩川支流の名寄川の奥の下川町、
更に天塩川源流を遡り士別市朝日町まで到達しています。
アイヌのガイドを伴い丸木舟でそんな奥まで行ったとは、
今では考えられませんね。
カードの裏には「天塩川資料館」と「シジミ」の案内があります。
天塩川資料館は来館者が減っており、展示内容の更新が検討されています。
シジミは漁業者の減少などにより漁獲高が減っており安定供給が難しいとのこと。
現地でしか食べられない名物のシジミとして売り出す、のもアリかな。
アサヒマスカットサイダー飲んできます。
サイダーはかつて小さなメーカーが各地にありました。
今でも各地にご当地サイダーがありますがそのほとんどは委託製造です。
天塩のサイダーも今は苫小牧で作っています。