4月8日
飛鳥山を降りて下りて王子駅の反対側に行きます。
明治通り沿いにあるサンスクエアの前に古すぎて碑文が読めない記念碑がある、
それが「洋紙発祥の碑」で、横に案内板があります。
この辺りに日本初の洋紙製造会社である「抄紙会社」がありました。
この碑は会社創立80周年を記念して十条製紙(現・日本製紙)によって建てられました。
「抄紙会社」はのちに「王子製紙」となりますが工場は戦災で焼失します。
戦後は財閥解体政策により「王子製紙」は「苫小牧製紙」「十条製紙」「本州製紙」に分割され、
王子工場の跡地は十条製紙の社宅用地として利用されました。
今は冒頭にご案内したサンスクエアが建っています。
その関係で碑の創立は十条製紙(現・日本製紙)に、碑の案内板の設置は日本製紙になっています。
尚、「本州製紙」はのちに王子製紙と合併しています。
それにしてもう少し綺麗にならんもんか…。
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