新十津川と雨竜、両市街地の中間あたりにこじんまりと佇む大和地区。
信号機のある交差点付近には廃校になった大和小学校跡と石狩大和郵便局があります。
国道275号線を新十津川から向い大和の信号を左折、その先を右折してすぐ。
とそこに農業倉庫が2棟並んでいます。
1棟は近代的な倉庫なのですがもう1棟はレンガ造り、妻側には「上徳富」の文字が見えます。
ということで、駅跡はこの辺りに間違いない。
駅舎は2008年まで残っていたということですが、取り壊されたそうです。
駅舎やホームなど、それを感じさせる痕跡は全くありません。
新十津川町雨竜町とは違い石碑などという形でその歴史を残すこともないし。
ただ、民間に払い下げられた官舎といわれている建物が残っています。
それが唯一のそれらしき“ブツ”でした。
ここに駅があったという一番の痕跡は、駅本体とは関係ない農業倉庫だな。
上徳富駅は1931年に開業、1943年に休止した後1953年に復活、
そして札沼線・新十津川ー石狩沼田間の廃止にともない廃駅となっています。
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