世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

浄化 撲滅等々は本気度に比例する!

2010年07月16日 | Weblog

従前のマイナー的日蔭者(物)等は義理や人情の世界でも通用してきた。

これ等は、ある種の大らかさを内包していて、ヤクザの世界が容認され郷愁さ

え漂わせていた。ところが昨今はどうだろうか、質が低下し悪質な集団と化して

しまった。そこで心ある人達が立ちあがった。○○浄化運動と発展したり、○○

撲滅運動と唱えて目的を達成しようとする。意気盛んになってきたが、形式化

に陥ってきた。心ある方々の熱意は尊敬に値するが空念仏に陥っている。生

活の隅々まで浸透し浄化、撲滅を図るには本気度が成否を左右する。政治の

世界であれ、経済発展であれ、環境の浄化であれ、本気度に比例して これ等

は実現する。為政者やオピニオン・リーダーは生活者の底辺まで入り込んでフ

ェイスtoフェイスで得々と熱意でもって地道に訴えていくしか方途はない。説得

する熱意と情熱に比例して成果は上がる。その相乗効果が成果に繋がる。何

事も熱意と情熱と誠意が事を制する。小手先のミエミエ運動では負の連鎖が待

っているだけである。全ての成否は本気度に掛っている。烏合の衆的集団では

前進はない。政治の世界でも例外ではない。二大政党制を目指すなら小党乱

立でも、その第一ステップになれば、それなりの誕生価値はある。目指すべき

事柄に対して大同団結して取り組む事こそが成功への道に繋がる。

 


参院 「政局の府」から再び「良識の府」へ!

2010年07月15日 | Weblog

今回の参院選の結果は本来在るべき姿の参院への良き契機となり機会

とすべきである。政党色の強い現実の参院から本来的な「良識の府」にすべき

である。山積する懸案や政策課題を一つ一つ解決する努力を与野党・党派を

超えて実現すべきである。これが国民の願いである。財政再建・健全化、年

金、医療、介護、福祉等々の社会保障を充実させ政治とカネや安全・保障の関

する普天間問題等を党派を超えて政局から政策本位へと転換すべきである。

現実の政党間の攻防は「良識の府」であるべき参院でさえ「政局の場」になって

いる。最大の原因は“党議拘束”に縛られ議員個人の政治信念・信条が現実政

治に反映されないからである。それは長期にわたる自民党政治が齎した“政党

化”の悪弊が踏襲されてきた事に真因がある。党議拘束をやめて政治家個人

の政治信念・信条の基づく政治の実現化で「良識の府」となり得る。自民党も党

内事情のゴタゴタを内包しているし民主党も小沢派、反小沢派の内部抗争が

再燃し露呈しつつある。もう、そういう党内、与野党間の権力争いには国民は

ウンザリしている。参院は本来的な真の「良識の府」を目指し実現すべきで場

である。

 


自民党よ 奢るなかれ!敵失エラーが寄与!?

2010年07月14日 | Weblog

菅総理の消費税増税が自民に勝利を齎した。参院選難民が途方に暮れ

ていた矢先に菅氏の消費税が災い?幸い?して自民の大勝に繋がった。帯に

短し 襷に長し、で迷うに迷った結果である。一人区の29は元々、自民党の牙

城である。政権交代後、民主党に賭けたが、どうも言う事と実行が乖離してい

る様で、思う様に実績が上がっていない。そこで、夢よ!もう一度、と自民に一

票を投じたのである。結果は大勝である。もし菅総理の消費税の敵失エラーが

なければ、どうなったか分からない。比例代表では自民党より民主党の方が大

差で勝っているからである。谷垣総裁よ!奢るのは早とちり、というもの。菅氏

の消費税の意図が分かった現時点では例え衆院解散総選挙をしても自民が

余勢をかって勝てるとは思わない。菅政権の政策の実績づくりは、これからで

ある。事業仕分けも第三段階に突入する。着々と実績を上げつつある。野党第

一党の権限をフル活用して反対、否決のオンパレードでは国民から見放され

る。駄々をこねる様では元の黙阿弥である。冷静に国会の在るべき態様を顕

現すべきである。与野党で国民生活の向上を志向する姿勢を示したら自民党

の再信認に繋がる。奢る者久しからず、を心すべきである。他方、民主党の法

案成立にはパーシャル連合しか方途はない。如何に上手く部分連合を駆使し

て法案を成立させるかに命運が掛っている。

 


菅代表誕生後の支持率上昇が過信を生んだ!

2010年07月13日 | Weblog

気を良くした菅代表が永年の思いを一気に噴出させた結果が消費税増税

に拍車を掛けた。自民党が消費税10%を表明したのに対抗する形で連動し

た。菅首相の甘い見通しが的中した。大敗の敗因である。

タブー視された事(消費税増税)でも、この調子(支持率上昇)なら たいした支

持率低下にはならないだろうと、甘く見た。大変な誤算である。

他方、四面楚歌にあった自民党は背水の陣を引いて全国演説・遊説に支持率

回復を賭けた。その意気込みが的中した。楽観視した菅政権との大いなる違

いである。・・・民主党は党内主導権争いの時(時期)ではない。現時点こそ一

致団結して自民党を上回る支持率回復・向上に精力的に取り組むべきである。

過信と油断が的中し惨憺たる結果を招いた。多くは言うまい。謙虚に自己反省

をして政権与党として、この非常時の日本を乗り切る政策で実を上げてほし

い。一支持者・支援者として懇願する。

 


戦い済んで夜が明けて 自民復活大勝利!

2010年07月12日 | Weblog

民主党の大敗と自民党の大勝利に国民の審判が下った。

民主の敗因は菅総理の消費税増税の波紋とマニフェスト不履行の国民の不信

認の結果である。審判は厳粛に受け止めなければならない。・・・今後の菅政

権の行方は小沢元幹事長の動向次第である。9月の民主党代表の選出が、

どうなるかに掛っている。黙して語らず、を当面 貫ぬくが来るべき時に必ず小

沢氏が政界の前面に出て来る。

危うい菅政権の運営に業を煮やした小沢氏が黙っている訳がない。

側近も9月決戦に早くも臨戦態勢で臨んである。菅総理の命運は、風前の灯で

ある。豪語する割には実績が今だ、ない。民主党執行部は内外から批判の集

中攻撃を受ける。菅総理と枝野幹事長、安住選対委員長の責任問題が浮上し

焦点になる。何れにせよ菅民主党の国会運営は困難を極める。法案成立には

他党の協力が無いと出来ない。衆参ねじれが現実となった。民主党の次期代

表の行方が今後の焦点になる。

 


与党が過半数を制するか 判明は今夜半か明朝決まる!

2010年07月11日 | Weblog

短い選挙期間だったが勝敗は今夜半か明朝になる予想である。明暗分け

る大型選挙とあって各党必死の背水の陣を引いて臨んだ。菅民主党政権の信

任か、自民の巻き返しか、あるいは第三極の台頭で混迷政局になるか注目を集

めている。テレビ各局は午後7時以降、詳細を報じる事になっている。一喜一憂

の悲喜劇が演じられる。テレビの速報に選対も国民も注視する事になる。今回

の選挙の特徴は従来タブー視されていた消費税増税の問題が争点になり最大

の関心事となった。自民党の消費税増税に連動して民主党も自民に乗っかった

形で争点となったが為に論点が、ぼやけた。自民・民主以外の各党は反対か次

期早々、慎重の構えで論戦が噛みあわなかった。争点がぼけたのである。その

他の政策についても浅く広く論じられたが決定打は無かった。特に沖縄は、普

天間問題を抱えて、諦観が先行し投票率が全国、最下位となった。頷ける結果

である。全国で唯一、民主与党から候補者を擁立できなった県となった。諦めが

先行して当然である。でも今夜か明朝にかけてテレビ報道に釘づけになる事は

間違いない。結果を厳粛に待ちたい。

※付記:速報の結果についての意見・感想・・・自民党の大躍進! 民主党の大

敗!原因の大半は、菅総理の消費税増税云々が決定打になった。意図が充分

に伝わらなかったのが最大の原因だが、提出時のタイミングを間違えたからで

ある。執行部の先見の明? と言うより今風のKYの露呈である。政治家の発す

る言葉の重大性の自覚と丁寧な説明責任の在り方を考えさせる参院選となっ

た。今後の菅政権の態様を見守りたい。

 


明日は参院選投票日 天下分け目の決戦を制するのは?

2010年07月10日 | Weblog

各党首の全国選挙遊説の成果は、どの党に軍配が挙がるのか油断を許

さない。民主党を猛追する自民党、陥落寸前の同党の復活は成るのか日本国

民の厳粛な審判が下る。夢よ!もう一度、と保守勢力の結集を目論むが古い

体質の再来では国民がソッポを向く。安倍元総理の保守勢力への復帰と保守

日本の再来を党是とする 「たちあがれ日本」の平沼党首との連合は、最早、強

力な勢力とは成りえない。時代の趨勢に逆行する哀れな復古の夢幻でしかな

い。又、過去のレーガニズムやサッチャリズムは時代に迎合しなくなった。大き

な政府、小さな政府の二律背反も機能しない。そういう範疇を超えて新しいパラ

ダイムを構築する時期に来ている。新しい理念の模索と構築が要請されてい

る。冷徹で且つ厳粛、緻密な理念に裏打ちされた政治哲学の構築が必須にな

った。その基にマニフェストも政策も策定されるべきである。長期展望の無い卑

近なマニフェストや政策の羅列では、貧弱な政策集にしかならない。各党首の

情熱と意欲は高く評価するが、長期展望に立ったこの国の未来像を明確に描

いて(どの方向に進むべきかの明確な国家像)国民に提示すべきである。短兵

急なその場しのぎのマニフェストや政策の羅列では納得がいかない。明日の投

票には各党のマニフェストを基に投票するが、不満は募るばかりである。

 


アンチエイジング・スローライフ・歳相応!

2010年07月09日 | Weblog

歳より若く見られたいのは女性の長年の夢であり悲痛な願望である、と女

性評論家は喧伝する。当の女性達も、そう思っている様である。テレビのCM

を観るにつけ そう思ってしまう。若さ を売り物にするCM、特に化粧品の類

は、どのチャンネルをひねっても、出所が違うだけで同じ誇大広告・宣伝となっ

ている。ダイエット食品の宣伝も盛んである。ピチピチ肌になる化粧品とか内面

からの飲用品とか、世は正に“若さ”への挑戦である。・・・ところが男達は、どう

だろうか、女性よりは、そういう感覚は持っていない様に見受けられる。・・・とこ

ろが、米国で始まった?「アンチエイジング」の伝播は、日本にも普及し始めて

いるし、悪者扱いされる“活性酸素”もお馴染みの常套語となった。どうやら男

女、中高年、高齢者を問わず“健康志向”、“若さ”への願望は今も昔も変わら

ず人間の飽くなき欲望に裏打ちされている様である。スローライフも近年、定着

してきた。何でそんなに、せかせか、急ぐのか、もっと、ゆったりとのびのびと、

人間らしく、スローライフを楽しもう、という風潮が出てきた。アンチエイジングに

対抗するかの様に“歳相応”に生きよう、という気風も出てきた。自分の所属、

階層、物心両面での所属等々の立ち位置は、それぞれ異なる。どれが自分に

合ったものかは、各自で決めるしかない。アンチエイジングもスローライフも歳

相応も各自の人生価値観に基ずく選択に委ねられている様である。

※付記:「アンチエイジング」・・・anti-aging・・・老化を防ぎ、若返りを促す“抗

化”のこと。シミ、シワを消すという皮膚の若返りに限定して使われることが

多い。しかし本来は高血圧や糖尿病、高脂血症、骨粗しょう症、痴呆症などの

加齢に伴って増える病気の予防に使われる概念。活性酸素による酸化ストレ

スの抗酸化作用を持つ成分の入っている食品や化粧品がアンチエイジング目

的に使われることが多い。

 


参院選最中の各党の舌戦は 空しい、の一語に尽きる!

2010年07月08日 | Weblog

自党の優位性を喧伝する選挙戦は、民主党攻撃の一点に摩り替えてい

る。空しい、の一語に尽きる。この国の将来像が提示できない貧困な政党に陥

っている。正々堂々と少数政党でも、この国の未来像を納得のいく様に提示し

て国民の賛同を得るべきである。民主党批判一点張りの各党の政策提示は説

得力に欠ける。政権与党の民主党への批判は、徹頭徹尾、鳩山・小沢の政治

とカネの問題に収斂し摩り替えている。あまつさえ普天間問題で攻勢を懸け攻

めに拘泥して我が物顔に振る舞うスタンスは国民の反感を招いている。マニフ

ェスト違反も取上げられているが、説得力に欠ける。―― 世論調査の結果

が、各党の立ち位置を示している ―― 。我田引水の自民党優位、民主党優

位、に一喜一憂して対策を練る様では政党政治の範疇を逸脱している。自党

優位を誇示するスタンスは結果的にマイナスになっている。他方、「みんなの

党」も支持率上向きに気を良くしている自信過剰は慎むべきである。特に民主

党を離党した浅尾政調会長のテレビ出演のコメントは政治家としての風格を損

ねている哀れな存在に見える。理屈を武器に登場する方は過去にも数多、存

在したが国民から退けられ無視された。浅尾氏は早晩、そういう経過を辿るで

あろう。思想信条に一貫性がなく民主党を離脱し「みんなも党」に所属した態様

は徹底的に批判されて然るべきである。政治家としての立ち位置の毅然たるス

タンスが問われる(以下、省略)。さて、参院選の各党の舌戦が熾烈を極めて

いるが、不毛の論議が展開されている。各党は民主党批判に明け暮れてい

る。民主党陥落・沈没させる事が最大の命題になっているかの様である。政権

与党の宿命と理解したいが、あまりにも民主党一極集中の批判が濃厚では国

民として納得できない。かかる態様に有権者としては、毅然たる態度で臨みた

いと思う。

※付記:新生諸政党は政界再編を視野に入れている思惑があるが、そうなら

   真に「二大政党制」が根付く戦略を構築する努力をすべきである。

 


今日は“たなばた”(七夕)! 懐かしい祭りごと!

2010年07月07日 | Weblog

年に一度、「織り姫」と「ひこ星」が天の川を渡って出会うというのが“七夕

伝説”である。 “織り姫”の仕事は「機織り」で、“ひこ星”の仕事は「牛飼い」で

ある。“笹飾り”の風習は「江戸時代」から始まっている。もう遠い昔のお話なの

か、と感慨深かげに今日の日を迎えた?・・・

  ―“笹の葉さらさら 軒端に揺れる お星さま きらきら 金銀 すなこ”

   “五色の短冊  私も書いた お星さま きらきら  空から見てる”―

だった、かな? 定かではないが、そう記憶している!?・・・

今時の子供たちは、今日の“たなばた”を、どう迎えているのか、どう思ってい

るのか、少々、気になる。理屈抜きに、伝説やおとぎ話、風習や伝統の類は無

条件に受け入れてもらいたいものである。先人の知恵と努力で築いた日本とい

う風土に合った慣習・風習等々は文化遺産として大事に育てたい。それが、こ

の国を愛する礎になると思うからであるし、そうなれば本望であるし継承に値す

る。今日に生きる私達日本人の責務でもある。“七夕伝説”は中国が発祥の地

であるが日本に輸入されて定着した。神仏混合の例の如く日本人は外国もの

でも柔軟に受け入れて日本独特のものにしてきた。日本文化の特徴・特色であ

る。さて、理屈は、そのくらいにして、今日の“たなばた”を、どう意義づけ、迎え

るか、大変、気になる。マスコミも新聞報道も参院選一点張りで、“たなばた”が

置き去りにされている。日本の伝統文化の疲弊を感じる。感性豊かな子供の

心を育てるには、そういう伝統を重んじ、祭りごと等々を盛んにするしか方途は

ないと思うが如何なものだろうか。・・・もっと私達は、そういう“祭りごと”や<伝

統文化>に関心を持つべきである。

 


ブレイク(下) クラシック鑑賞 バロック音楽

2010年07月06日 | Weblog

一日の始まりは、「般若心経」の“読経と写経”、次に「クラシック音楽鑑

賞」と「“リンカーン”、“ケネディー”、“オバマ”大統領の就任・演説のリスニング

暗唱」と続く。以下、諸予定の行動になる。

今日は“バロック音楽”の鑑賞とする。・・・

                          ―― バロック音楽鑑賞曲 ――

●カノン

●ブランデンブルグ協奏曲第三番 第1楽章

●ブランデンブルグ協奏曲第三番 第2楽章

●ブランデンブルグ協奏曲第三番 第3楽章

●協奏曲集「四季」より「春」第1楽章

●協奏曲集「四季」より「夏」第3楽章

●協奏曲集「四季」より「秋」第1楽章

●協奏曲集「四季」より「冬」第1楽章

●協奏曲集「四季」より「冬」第2楽章

●組曲よりロンド

●組曲よりスロー・アリア

●組曲よりアリア

●組曲よりメヌエット

●組曲よりアレグロ

●トッカータとフーガ ニ短調

●カンタータ「心と目と行いと命もて」より「主よ、人の望みの喜びよ」

●コラール「目を覚ませよと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645

●アダージョ

※喧しい世相を忘れ至福の境地に浸るのも人生の大いなる特権である。忘れ

   かけた純な感性を取り戻すのも、これ又、リタイア組みの既得権である。

 


ブレイク(上) クラシック鑑賞 チャイコフスキー

2010年07月05日 | Weblog

一日の始まりは、「般若心経」の“読経と写経”、次に「クラシック鑑賞」と「“リ

ンカーン”、“ケネディー”、“オバマ”大統領の就任・演説のリスニング暗唱」と続

く。以下、諸予定の行動になる。今日は“チャイコフスキー”の音楽鑑賞とする。

                         ―― チャイコフスキー鑑賞曲 ――

●ピアノ協奏曲 第一番 変ロ長調 OP23 第1楽章

●ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP35 第1楽章

●「アンダンテ・カンタービレ」弦楽四重奏曲 第一番 ニ長調O P11第2楽章

●組踊「白鳥の湖」OP20

●「偉大なる芸術家の思い出」ピアノ三重奏 イ短調OP50 第一楽章

●交響曲 第六番 ロ短調 OP74 「悲愴」 第一楽章

●組踊「くるみ割り人形」 OP71A より序曲

●ロココ風の主題による変奏曲 イ短調OP33

※ゆったりした気分で、寝床で鑑賞に浸る。至福の一時である。定年退職者の

   特権の一齣である。

 


内部抗争の露呈は最高責任者の指導力の欠如!

2010年07月04日 | Weblog

与野党を問わず党内抗争の露呈は最高責任者の指導力の欠如にある。

外的には大義名分が成り立つが党内では、主流派、反主流派の抗争が熾

烈をめている。自民党では離党組の誕生が第三極として政界再編を目論ん

でいる。政権与党の民主党は菅総理を取り巻く主流派と小沢派の抗争が参院

選後を睨んで画策している。野党もそういう与党の内部抗争を手玉に執って攻

勢を仕掛けている。政策論議以前の政局が参院選の争点になっている。消費

税増税に端を発し、あらぬ方向に政策抜きに政局が動いている。各党のマニフ

ェストの解釈論議が参院選の勝敗を決定する要因になっている。国民・有権者

は可能な政策が政権公約となっているか、吟味して投票行為を行うべきであ

る。短兵急の拙速な行為は慎むべきである。今回の参院選は日本の将来を方

向づける決定的要因になる。テレビでの与野党の論議を視聴するにつけ他党

批判に大半の時間を裂き不毛の論議に終始している。建設的な論議になって

いない。参院選まで、余すところ6日。国民に、この国の将来像を提示して確た

る信念で持って投票行為を行いたいものである。

 


官僚にまるめ込まれた象徴が普天間問題!?

2010年07月03日 | Weblog

前鳩山首相は、少なくとも県外、(国外)を主張し続け5月末決着を内閣の

命運を懸けて言及したが結局、自公民が辿りついた辺野古崎と周辺海域に辿

らざるを得なかった。強かな悪知恵の権化の官僚の手玉に掛って沈没した。大

義名分(極東アジアの不安定や北の核・朝鮮半島、中国の軍拡動向等の不穏

さ等々)で米国の世界戦略に巻き込まれ官僚の言いなりになった。日米同盟の

再確認と維持、日米共同声明を盾に演繹的に双方の合意で、トップダウンで、

対処した。・・・民主主義の原理・原則は最低限、民意を尊重して帰納的に処す

るのが大前提である。鳩山前政権も、その対応を誤り辞任した。その手法は菅

政権でも受け継がれている。ところが沖縄県の仲井間知事は県民の意思(民

意)を最大限、尊重して埋め立ての知事の許認可権を盾に拒否する姿勢であ

る。日米が合意しても民主主義の根本原則を無視して強行発動するものなら

反米感情が頂点に達し“島ぐるみ闘争”が必然的に起こる。それでも強行する

のか。だとしたら菅政権も鳩山前政権の二の舞になる。沖縄県民の意思(民

意)を甘く見過ぎている。世界の民主国家の後ろ盾で日米は窮地に追い込まれ

る。世界は黙って身捨てない。それが世界の民主陣営だ。今からでも遅くはな

い。米国と再交渉して、県外、国外を日米双方で模索して普天間の代替施設を

探索する誠意を見せるべきである。沖縄の地政学的位置の抑止力は、もう機

能しない。冷戦構造が今だ機能している、と識者は嘯くが大局的見地からは、

疑問を呈しているのが大半だ。官僚の言いなりになり鵜呑みにする事は過ちで

あり得策ではない。あの政治主導は、何処へ吹き飛んだのか、もう一度、菅政

権は再考すべきである。沖縄の民主党県連が候補者を地元から出し得ない苦

渋の途を余儀無くされている事にも思いを致すべきである。・・・

※付記:喜納昌吉参院比例候補のポスターが二転三転して喜納氏個人の顔写

真のみとなった。当初は小沢前幹事長の顔もあったが途中で鳩山前総理に変

わり、今度は菅総理の顔写真となった。ところが消費増税の言及と党方針(県

外を主張する沖縄民主党県連)と異なるとの理由で、候補者を擁立できなくな

った。そこで菅総理のポスター写真もアウトとなった。

                              ―― 苦渋の選択である ―― 

 


菅総理の消費増税論に支持率下落の懸念?!

2010年07月02日 | Weblog

一国の最高責任者としての総理の軽率な発言(おしゃべり過ぎ)が、折角

上昇支持率に歯止めが掛り下落傾向にある。困ったものだ・・・。

200万円~300万円、250万円~300万円、300万円~400万円云々・・・

と基準が朝令暮改で激変している。基準が揺らいでは選択のしようがない。有

権者は戸惑っている。一たん、口から出た言葉は引っ込めることができない。

独り歩きする。この政党は、この政権は、当てにならない、と思い始めている。

菅総理よ!党内で、官邸で、十分、論議し煮詰めてから対外的には言及し主

張してほしい。―― 肝に銘じるべきである ――。有権者は戸惑っている。第

三極に浮動票も流れつつある。後9日、慎重にも慎重を期して行動してもらい

たい。一支持者・支援者として苦言を呈する。

※付記:日本農業新聞の喫緊の「世論調査」では政党支持率も菅内閣支持率

も民主党より自民党が上回っている(あの消費税増税発言後)。