世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

参院選最中の各党の舌戦は 空しい、の一語に尽きる!

2010年07月08日 | Weblog

自党の優位性を喧伝する選挙戦は、民主党攻撃の一点に摩り替えてい

る。空しい、の一語に尽きる。この国の将来像が提示できない貧困な政党に陥

っている。正々堂々と少数政党でも、この国の未来像を納得のいく様に提示し

て国民の賛同を得るべきである。民主党批判一点張りの各党の政策提示は説

得力に欠ける。政権与党の民主党への批判は、徹頭徹尾、鳩山・小沢の政治

とカネの問題に収斂し摩り替えている。あまつさえ普天間問題で攻勢を懸け攻

めに拘泥して我が物顔に振る舞うスタンスは国民の反感を招いている。マニフ

ェスト違反も取上げられているが、説得力に欠ける。―― 世論調査の結果

が、各党の立ち位置を示している ―― 。我田引水の自民党優位、民主党優

位、に一喜一憂して対策を練る様では政党政治の範疇を逸脱している。自党

優位を誇示するスタンスは結果的にマイナスになっている。他方、「みんなの

党」も支持率上向きに気を良くしている自信過剰は慎むべきである。特に民主

党を離党した浅尾政調会長のテレビ出演のコメントは政治家としての風格を損

ねている哀れな存在に見える。理屈を武器に登場する方は過去にも数多、存

在したが国民から退けられ無視された。浅尾氏は早晩、そういう経過を辿るで

あろう。思想信条に一貫性がなく民主党を離脱し「みんなも党」に所属した態様

は徹底的に批判されて然るべきである。政治家としての立ち位置の毅然たるス

タンスが問われる(以下、省略)。さて、参院選の各党の舌戦が熾烈を極めて

いるが、不毛の論議が展開されている。各党は民主党批判に明け暮れてい

る。民主党陥落・沈没させる事が最大の命題になっているかの様である。政権

与党の宿命と理解したいが、あまりにも民主党一極集中の批判が濃厚では国

民として納得できない。かかる態様に有権者としては、毅然たる態度で臨みた

いと思う。

※付記:新生諸政党は政界再編を視野に入れている思惑があるが、そうなら

   真に「二大政党制」が根付く戦略を構築する努力をすべきである。