世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

日本の抒情歌に日本人の心の原郷を観る!

2010年07月01日 | Weblog

ジャンルを問わず日本の歌で心に残る一曲を選出してもらったら

1位が「赤とんぼ」

2位が「故郷」

3位が「早春賦」

となった。大方の予想通りの結果となった。何れの曲も“郷愁”を誘う一曲であ

る。日本人の心の襞深く刻まれた名曲なのである。喧しい世相の彼方には捨て

がたい心の郷愁が厳然と宿っていることに安堵を覚えた。幼心の原風景が蘇

ってきて懐かしささえ覚えた。遊び疲れて帰途に就く幼年期の一齣が走馬灯の

様に鮮やかに脳裏に浮かぶ。夕日に彩られた西陽の大空を背景に乱無する

無数の“赤とんぼ!”。 息を呑む程に夕日に染まった赤とんぼの世界なのだ。 

あゝ!・・・と絶句した。言葉が続かない。忘れかけた過去の田舎には、何処で

も見かける風景だった。“夕焼け 小焼けの あかとんぼ 負われて見たのは 

いつの日か・・・“ 正しく、<赤とんぼ>の世界なのである。日本が世界に誇る

「抒情歌」の世界だ。 「故郷」には日本人の心の原郷が心憎い程、詠み込ま

れている。”兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れがた

き故郷“ 歌詞そのままの風景が、何処でも見かけられた。 小川の畔に、お

たまじゃくし が群れて 乱無する。浅瀬のせせらぎを耳にしバタバタと走りま

わって追っかける 幼い日の追憶である。コンクリートジャングルが大空を突き

破る現代とは対極に在る心のオワシスである。 「早春賦」も然りだ。 ”春は名

のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあ

らずと 声も立てず“ 解説は、いるまい。・・・

日本人が選んだベスト曲20を記るそう。

1.赤とんぼ

2.故郷

3.荒城の月

4.早春賦

5.月の砂漠

6.浜辺の歌

7.川の流れのように

8.花

9.みかんの花咲く丘

10.里の秋

11.青い山脈

12.椰子の実

13.朧月夜

14.影を慕いて

15.あざみの歌

16.夕焼け小焼け

17.浜千鳥

18.さくら貝の歌

19.琵琶湖周航の歌

20.誰か故郷を想わざる

※貴殿貴女の心の一曲は?・・・心に残る歌は人生の支えになる。これからも

  大いに人生を謳歌し、偶には青春を想起するのも、いいではないか。・・・