ねじれ国会を負に捉えず又とない論戦の絶好の機会とすべきである。
与野党を問わず各党は、それぞれの政策毎の対案を出して論戦すべきであ
る。何故、この政策が必要か、短期・中長期を見通しての根拠を明確にして提
示すべきである。
吾が党は、これこれ、しかじか、の理由で、この政策を提示する。反論、激論の
遣り取りで国民に分かりやすい様に議論すべきである。納得がいく、納得でき
ない、等々で国民も論戦に参加できる。こういう国会こそ国民が望んでいる理
想的な国会の在り様である。党利党略に囚われず国民の為の政治をしてもら
いたい。自民党も野党第一党として政権に責任がある。反対の為の反対は、し
てもらいたくない。政権与党と共に国民に対して責任がある。法案毎の審議の
在り様で国民は眼力鋭く与野党を見詰めている。来る臨時国会から与野党の
国会での法案提出、論議、承認、否決等々を国民は凝視している。本音が吐
露され見透かされては永代に禍根を残す。国民の為の論戦を期待する。