菅総理の消費税増税が自民に勝利を齎した。参院選難民が途方に暮れ
ていた矢先に菅氏の消費税が災い?幸い?して自民の大勝に繋がった。帯に
短し 襷に長し、で迷うに迷った結果である。一人区の29は元々、自民党の牙
城である。政権交代後、民主党に賭けたが、どうも言う事と実行が乖離してい
る様で、思う様に実績が上がっていない。そこで、夢よ!もう一度、と自民に一
票を投じたのである。結果は大勝である。もし菅総理の消費税の敵失エラーが
なければ、どうなったか分からない。比例代表では自民党より民主党の方が大
差で勝っているからである。谷垣総裁よ!奢るのは早とちり、というもの。菅氏
の消費税の意図が分かった現時点では例え衆院解散総選挙をしても自民が
余勢をかって勝てるとは思わない。菅政権の政策の実績づくりは、これからで
ある。事業仕分けも第三段階に突入する。着々と実績を上げつつある。野党第
一党の権限をフル活用して反対、否決のオンパレードでは国民から見放され
る。駄々をこねる様では元の黙阿弥である。冷静に国会の在るべき態様を顕
現すべきである。与野党で国民生活の向上を志向する姿勢を示したら自民党
の再信認に繋がる。奢る者久しからず、を心すべきである。他方、民主党の法
案成立にはパーシャル連合しか方途はない。如何に上手く部分連合を駆使し
て法案を成立させるかに命運が掛っている。
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