世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

ねじれ国会 与野党の主導権争いが熾烈!政策は?

2010年07月28日 | Weblog

30日の臨時国会を前に政府・民主党は各党との連携を模索している。ね

じれ国会の苦肉の策である。政策毎のパーシャル連合(部分連合)の模索であ

る。他方、「みんなの党」は一歩先んじて主導権を握ろうと先手を打ってきた。

同党の今後の動向が注目される。みんなの党の浅尾政調会長が内閣府を訪

れた際、玄葉公務員制度改革相は「丸飲みは有り得ない。交渉は妥協の産物

だ」と先制打で迎えた。みんなの党の有力武器、「公務員改革」の原則では一

致しているものの各論では民主党は慎重になっている(労組に配慮)。例えば

「公務員人件費」では民主党も自民党もみんなの党も<2割削減>では一致し

ている。しかし民主党は「国家公務員のみ」が削減対象にしている。「みんなの

党」は国家公務員の定数削減を<10万人削減>を打ち出している。議員定数

では<衆参722人>のうち<322人>を削減する、としている。他党との違い

は圧倒的多数削減の数値である。議員歳費も日割を打ち出している。郵政改

革法案については民主党、国民新党、社民党が協力を確認している。一方、

自民党、公明党、みんなの党は反対で一致している。これは参院で否決されて

も衆院で3党(民主党、国民新党、社民党)が団結すれば3分の2で可決され

成立する。でも、例え成立しても、他の法案を否決される可能性がある。痛し痒

し のジレンマに陥る。諸事情(9月の民主党の代表選)を睨み、勘案して、相

手の出具合次第で事の是非を判断する事になる。今後の国会から眼が離せな

い。