与野党を問わず政策本位で論戦せよ! 野党の賛成・協力無しには1件
の法案も成立しない。ねじれ国会の今回の実情だ。
だからと言って法案成立に汲汲とする政権与党では情けない。堂々と政策本
位で論戦せよ。・・・模索のあげく、究極のところ、部分連合 に行き着くところだ
ろうが、小手先の妥協では政権与党としては失格である。
国民は、民主党がマニフェストに掲げた「改革理念」(官僚主導から政治主導
へ等々・・・)の実現に期待し政権交代を果たした。今回の参院の「ねじれ国会」
にこそ、当初の原点に立ち返り、改革理念を基底に各政策を提示して野党に
論戦を挑むべきである。小手先の妥協(部分連合)で乗り切る策は講じるべき
ではない。理念なき政策は実現しても刹那的なものでしかなく廃れていく。明確
な“改革理念の基”に政策を提示し堂々と論戦を挑むところに国民の信頼を取
り戻せる。民主党には、これしか復活再生の道はない。臨時国会以降の成り
行きを注視する。