世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

レバノン停戦 緊急外相会議 不調後の対策!

2006年07月29日 | Weblog

報復戦 直近の発端はビズボラ(イスラム教シーア派民兵組織)がイスラエル兵拉致に始まる。事態を重く見た国連や欧米、アラブ諸国は 緊急外相会議 を開いて収拾に乗り出したが不調に終わった。提案作成の中国の原案も玉虫色の合意になり米国の反対意向により反故にされた。 国連部隊派遣 のみが合意され具体論は先送りにされた。イスラエル側と支援する米国の思惑に懸かっている。イスラエルの判断次第となった。攻撃始動から現在進行中の経過はレバノン側の犠牲者が400人以上、イスラエル側の犠牲者が40人以上となっている。―見方に拠るとイスラエルの無軌道振りが指摘されている―。レバノンでは80万人の難民が国内外を放浪している。世界の識者は、これ以上の犠牲者は出さない、と人道支援に望みを託している。施設の破壊もレバノン南部の 国連施設 攻撃に及んだ。その結果、国連の 停戦監視要員 4人が死亡(カナダ、中国の要員―中国は直ちに大々的に報道した―・・・)。アナン国連事務総長は意図的に攻撃した、と直ちに遺憾の意を表明した。イスラエル側は意図的ではない、と弁明したが不穏な情勢は今も続いている。・・・米国の動向が大半を左右するが何故、直ちに停戦の調停に躊躇したのか? ビズボラの武装解除の持続可能な停戦 を主張しているからだ。イスラエル攻撃能力を保持のままの停戦では将来に禍根を残す、と考えたからだ。イスラエルは、どうか? ビズボラの 軍事力の弱体化 でロケット弾攻撃 を不可能にする、というのが当面の目的。・・・今もイスラエルのレバノン攻撃とビズボラのロケット弾攻撃は続いている。停戦の対策として考えられるのは、―米国のイスラエル擁護を控えめにする事―。―ビズボラを支援している シリア と イラン が停戦に向けて自ら調停に乗り出す事―。それに加味して―ライス米国国務長官がイランは、さておき、 シリア に乗り込んで調停を依頼する事―。その様な柔軟な対策が有効である、と思う。何れにせよ一日も早い停戦を世界は待ち望んでいる。・・・