世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

苦悩する沖縄!「PAC-3」配備で賛否両論!

2006年07月22日 | Weblog
超過密な基地に又もや新兵器 "地対空誘導弾パトリオット・ミサイル" の配備が決まった。日米両政府間の合意である。今年の年末には一部運用の運びだと言う。県民不在の頭上を通過し太平洋を挟んでの合意?! どこか似ている?!民意も賛否両論で二分された。沖縄県知事としては青天の霹靂!又か!の疑念は拭えなかったに違いない。即座に反対を明言した。英断である。在日米軍再編合意によるとは言えトップダウン式では県民の納得は得られまい。爾来この方、その方式は不変である。基地を置く地元住民の合意なくしてはパートナーシップの構築は得られない。嘉手納基地・嘉手納弾薬庫地区への配備であるが関係6市町村の内、嘉手納町、北谷町、沖縄市の地元首長は挙って北原巖男防衛施設庁長官に反対を表明した。他の首長も反対の意思を表示している。当然である。これ以上のピンポイントへの配備は不可能に近い。超過密は自然・人倫の域・粋を超えている。思うに地政学的に言い古されて来た キーストーン は死語になったのかと思ったら今尚、健在で今後、益々、生き永らえる キーワード となっていくのか、恐怖さえ感じる。北のミサイル着弾に迎撃として備える配備であるとか、そうでなくとも近日中に配備が予定された合意であったとか・・・。北の脅威に対する沖縄県民を含む日本国民の盾となる云々の防衛防御の論を展開する積りはない。ピンポインではダメで、普く日本国民全体で防御防衛の負担を公平に分かち合い担おう、という事だ。以後は省略。沖縄市では行政と議会が賛否両論で反対決議提出を否決。県民の戸惑いは隠せない。・・・宿命が諦観に変わり60有余年の時空が県民を翻弄しオールオアナッシングに近い心境にした。嘗ての先達が海外に雄飛し琉球・沖縄・ウチナーの「大義」を世界に先駆けて誇示した "ウチナー魂" は何処へやら!先達の意思を踏みにじり蔑ろにしたのかと自責の念に駈られる。「時代の大義」を身命を投げ打って顕現する気概を昨今の為政者に期待するのは野暮だろうか!・・・独白である。