世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

日・中・韓・ロ 文明観 相違理解が全ての前提!

2006年07月03日 | Weblog

吾が日本国の文明・文化の形成に多大の影響を与えた隣国の中国、韓国とは、歴史的にも現代でも切っても切れない深い関係にある(卑近な例では民間ベースの活発な経済交流。国レベルの政経交流は今後の最大の課題ではあるが・・・)。現今ではロシアを含めて3国とは「日米同盟」と同じくらいの比重で対等に付き合わなければならない。四方、海に囲まれた「島国日本」は国境線を気にすることなく独自の文化を形成してきた(韓国、中国の影響を受けながらも・・・)。――(石器・土器・縄文~明治・近代・現代までの日本という島国内の紛争は"内輪もめ"に過ぎないと思うが)――アジア大陸、ヨーロッパ大陸等の国境線を意識しての争奪戦は常に自国の領土拡大を念頭に置いての明け暮れだった。戦争・紛争の絶えなかった大陸文明・文化は過酷な(又は温暖な)気候・風土に拠っても左右され形成されてきた。善意的には「大陸的・・・」という響きには "大らかさ" とか "ものの見方・考え方の大きさ" とかを象徴した。日本のような "島国的・・・" というイメージは "矮小化されたものの見方・考え方の狭さ等" を示唆した?・・・翻って現代では、どう考えたらいいのか、特に国レベルの "外交" というカードを切る側面からは、どう捉えるべきか?・・・内外の識者の論考を参考にしての私の結論を披瀝する。  ””― 『国境線と領土拡大 過酷な気候・風土』 ―それが人間形成に与えた影響、その渦中で形成された強かな性格、そういう諸々の要素が縦横無尽に入り乱れて形成された「強靭かつ強かな性格(狡さ)」・・・。一言で言えば『全ての交渉ごとは大き目に ―"ふっかける"― が常道』という事に尽きる。1の値も初めから10や20に設定してから交渉に臨む。「駆け引き、交渉は、その "常套手段" の範囲内で行われる。相手(国境線のある線引きされた大陸国)との交渉ごとは・・・『値切って値切って、粘って粘って、"相手の譲歩" を引き出す事』に限る。民間レベルでも国レベルでも特に一国の「外交」は、そういうスタンスで当たるべきだと思う。「謙譲の美徳」は一昔前の当時の社会風潮には機能したが現今では "相手次第" である。そのスタンスを忘れると取り返しのつかない事態に遭遇する覚悟を持つべきだ。「国際法」云々を持ち出す法治国家の面目を全面にだす様な対応では相手の "思う壺" 、"裏の裏" を懸かれるのがオチだろう。「正攻法」に徹した "お人よしの日本人" の美徳は時と場合に拠りけりである。当面の交渉ごとは『 "ふっかけ" 文明・文化』に、どう対応・対処していくかに懸かっている。その「ふっかけ」を見通しての交渉に、どういうカードを切るかに懸かっている、と思う・・・””   拙い私の結論である。