世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

オールドファン館 沖縄桜坂劇場 1周年!

2006年07月17日 | Weblog

上映本数300作品、観客動員7万2,000人。開館1年で達成した。観客の殆どが中高年のオールドファン。最近、様変わりしたせいか若年層も増えて来た。オーナーの企画の成せる業か!抜群の惹きつけて止まない技量の成果が多数動員に成功した様だ。懐かしのあの俳優!あの女優!銀幕に映えるあのシーンは脳裏を翳め若かりし頃の青春を想起させる。心の隠れ家が最近の「桜坂劇場」となった。新聞のチラシに眼を遣る日々が続く昨今である。あの大音響と視野の拡大を余儀なくされて魅入った洋画に比肩して確かに見劣りがする。でも、人情の細やかな描写、淡々と進捗する筋の運び方、邦画ならではの特長が中高年を惹きつけてやまないのであろう。日本映画の良さが見直されてきた。やっぱり日本人の心を揺さぶるのは日本の映画である、と実感している。映画を基軸に多彩なファッションを網羅し芸能講座、音楽ライブ、ロビーにはカフェ、異色の書店、日常の生活をエンジョイできる自然派スタイルが人気を呼んでいる。最近の映画興行ランクは1位が「ホテル・ルワンダ」、2位「海流」、3位「川は流れる」、4位「兼子 KANEKO」、5位「山猫」・・・と年配にはたまらない魅力満点の古典がズラリと並ぶ。それが沖縄 桜坂劇場 の堪らない魅力である。高齢者の方々が、かつての青春を想起させる作品が手頃で上映されているのが人気の秘密である。一ファンとして自己分析してみたのである。今後とも、その火を絶やす事なく息の長い 私の隠れ屋・館 である事を祈る。