世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

知られざる旧跡 天の岩戸伝説秘める 伊平屋!(1)

2006年07月12日 | Weblog

マリンブルーの大海原を快適な船旅を満喫しながら伝説の地「伊平屋島」へ。夢に観た現代の避暑地! "離島 伊平屋!" 。 沖縄本島今帰仁村の運天港(うんてんこう=台風時の避難港として最適湾)から北へ大波小波・静寂な波風を切って快走する醍醐味は 生きている実感 を堪能させる。遥か遠方に微かに浮かぶ薄灰・セピア色の島連山は正に現代の桃源郷だ!目指すは50分前後の時間を要して入港。純白の白砂に素足を投げ出す。想像するだけでワクワク・ドキドキの連続だ。波飛沫を揚げて疾走する500トン余の「フェリー伊平屋」は新造間もない旅客船である。自家用車を積み、 友と社員と、はたまた家族と旅する一時(ひととき)は公私の憂さを晴らす 忘却の空白帯! 年数度の旅路が 生を感得する 絶好の機会! あっという間の上陸。見上げる眼前には "虎ず岩"(とらずいわ)が旅客を歓待する。旅館・ホテルのマスターが柔和な眼差しで出迎え,旅人を歓迎する。旅装を解いた一行は島一周の観光に出かける。目指すは沖縄最北端の地 田名(だな=字名)北端の「クバ山」!・・・原生林のクバの木の単一林山。神の宿る神聖な御嶽。・・・「クマヤー」(天の岩戸伝説の岩山穴)。宮崎県のそれと比肩される本家本元の誉れ高い天の岩戸。その昔、藤井ていかんが「天の岩戸」は沖縄の伊平屋に在る、と発表したので江戸時代の国学者 本居宣長を激怒させた逸話は、つとに有名である。樹齢350年余の老木の「念頭平松」も人気スポットの一つだ。西海岸沿いの「ヤフェー」(海上の小岩山)も夫婦の契り深い伝説を秘めた悲話がある。ぐるっと巡ってターム(地名=戦後間もない頃、数軒の家族が居た)を越え我喜屋(がきや)西方から南端の島尻(しまじり)へ辿り着く。そこは伊平屋のコートダジュール ヨネ岬 の白浜だ!!・・・次回に続く。