世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

世界の耳目を集める 北のミサイル発射(2)!?

2006年07月06日 | Weblog

―・・・現時点での問題点を列挙すると・・・―

◎「テポドン2号」を打ち落とせる 「迎撃ミサイル」 はない。

◎「ノドン」→日本へ。

◎「スカッド」→韓国へ。

◎「テポドン2号」→米国へ。計算しつくされた着弾地点(相手を揺さぶるに最適の場所)に発射・着弾している(7発。予備3~4発を用意。未発射)。

▲日本単独では効果が→薄い。

▲国連決議→時間が長引く。<中国>、<ロシア>の説得が困難。北朝鮮は、その事を見据えているし見通している。・・・今回の大胆な行動の背景・・・。

▲韓国の現政権→苦境に立たされジレンマに陥っている(現政権内部に北のエージェントが潜入。政権内部の混乱を画策している)。

▲北の金融封鎖先(例の<マカオ銀行>は中国の支配下にある)の実効に疑義。

○「先軍政治」・・・軍部と文民との乖離(軍部{保守派と改革派}の暴走が政権内部の崩壊の危機を招く。クーデターの可能性を示唆)。

○「マンギョンボ号」の入港封鎖の経済的効果に疑義。

○その他、多々。

■対策として幾多の案が出ているが、<帯に短し襷に長し>で有効な対案はないのが現状の様だ。その一案として・・・国連の安保理の決議を得て執行するのに<中国>と<ロシア>の説得が難しい現状では 日米を中心とした「有志連合」で経済封鎖をする、との対案も一部の識者から提出されている。

■米国の次のターゲットは イラク崩壊後 のイラク滞在兵の去就と費用捻出。イランの核問題。北朝鮮問題。・・・等々。

■北の最大の恐怖は「イラク殲滅」の二の舞をみないか、という事である。現北朝鮮を米国が「ミサイル攻撃」をして来るのではないのか、という恐怖である。一部の識者は絶対に有り得ない、と言明しているが、これ又、未知数である。有るとも無いとも言えないのが現時点での現状ではなかろうか。・・・

何れにせよ民主主義の日本では官民同等に意見具申が出来、開陳できる事が他国よりも一際、抜きん出た民主国家の社会である、と思う。そういう国家の日本を今後も持続的に堅持していきたいものだと願う。(平均的思考の帰結)