秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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夕刊の廃止は進む傾向

2020-01-15 04:09:02 | 日記
 テレビ放送の普及により、新聞は廃れ、部数は減少するといわれていたが、部数は減ることなく、人口増に合わせ、発行部数は増加していった。しかし、2000年以降、インターネットやスマートフォンの普及、活字離れにより、部数は減少が続いている。さらに人口減少や少子高齢化の進行により、部数減に歯止めはかかってはいない。

 かつては夕刊が朝刊にセットで宅配されるケースが大半ではあったが、10年以降、夕刊の休止、廃刊が相次いでいる。新聞は速報性ではテレビやインターネットにどうしても劣ることで、勝負にはならない。活字離れにより、新聞への依存度が低くなり、部数は減少を続けている。近年、人件費や資材費の高騰、配達員の人手不足も夕刊を廃止する一因となっている。

 全国紙、地方紙を問わず、夕刊を廃刊にしている新聞社が増加している。編集や制作の手間の割には、発行部数が少なく、コストに見合わない仕事となっている。夕刊を廃刊にすることは現代に即し、的確な経営判断である。

 現在、テレビやインターネットで多様な情報は入手できるので、必ずしも新聞に頼るケースは減少している。スマホだと待ち時間や電車での移動中でもニュース等を確認することができ、利便性が高い。

 新聞社は夕刊を廃刊にすることで、人件費などのコストを削減しつつ、朝刊に発行に全力を挙げ、新聞の信頼を高めることが大切だ。