秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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訪日外国人客が7年連続で最多

2020-01-11 04:30:10 | 日記
 日本へ入国する訪日外国人客が増加し続け、7年連続で過去最多となった。2019年では年間3,188万人が入国した。

 日本と韓国との政治問題やそれから派生した不買運動もあり、韓国からの訪日客は激減した。他の国からの訪日客は増加傾向であるだけに、特筆するべき点である。

 今年(2020年)には東京でオリンピック・パラリンピックが開催される。このこともあり、さらに訪日客が増加する可能性が極めて高いものの、政府が目標に掲げる年間4,000万人への到達は厳しいものとみられる。政府目標は確固たる根拠があるわけではなく、あくまで目標値であり、粛々と観光振興を進め、訪日客の増加に取り組むべきだ。

 国内でも増加し続ける訪日客への受け入れ態勢の構築が急務である。日本は島国であるので、陸からの入国は不可能である。海ではクルーズ船が接岸できる港の整備が必要であり、さらに増加させることが必要だ。空では空港の受け入れ態勢のさらなる充実が必要が。海外路線の開設や増便は必要であり、ターミナルビルの充実も必要だ。離発着が限界に達している空港では滑走路の増設が必要だ。このように海外と結ぶ交通網を整備することで、国内へ入国しやすい環境を整備し、日本各地へ動けるようにすることが大切だ。

 東京、京都、大阪という、いわゆるゴールデンルートだけではなく、地方都市へも訪日客が訪れやすいように、ホームページやネット情報を充実させる必要がある。英語の他に中国語や韓国語でも案内が必要なときもあり、予算を考慮しながら、多国籍言語での表記を進めるべきだ。

 今後、ますます国際化が進み、訪日客の増加は確実である。国内に定住する外国人も増加することは確実であり、国内の受け入れ態勢の構築は不可欠だ。政府は国民への理解を求めつつ、国際化への対応を充実させることで、外貨を稼ぐことに全力を挙げるべきだ。