秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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北海道には「分県」が必要

2020-01-14 04:33:07 | 日記
 北海道は都道府県では国内の最北に位置し、面積は83,000平方キロメートルほどである。北海道は四国と九州がすっぽり入る面積であり、広大な面積を有する。場所にもよるが、道内の移動でもかなり時間を要することもあり、札幌市から釧路市までは東京-福井の移動距離に匹敵する。

 北海道には知事が1人しかいないが、九州には7人がいる。新幹線の誘致において、1人の知事と7人の知事ではどちらが効果的か、言うまでもないだろう。九州新幹線は順調に全線開通に漕ぎ着け、北海道新幹線は現在、新青森-新函館北斗の限定開業となっている。札幌延伸は2031年春の予定であり、今から10年以上を要する。

 北海道を道央、道南、道東、道北の4つの県に分けるのはどうだろうか。道東をさらに2つに分けても悪くはないが、1つにするのがより現実的である。

 「札幌県」の県都を札幌市、「函館県」の県都を函館市、「釧路県」の県都を釧路市、「旭川県」の県都を旭川市でいいだろう。人口が多い都市を県庁所在地とし、現在でも人口が集積し、都市機能を有しているので、問題はない。

 これにより、各県に知事が置かれ、県庁が置かれ、行政機関が配置される。現在でも北海道の出先機関である振興局があるので、それを活用することも1つの方法である。これにより、権限が大幅に強化され、各県の決定権が数多くなり、予算も大きくなる。したがって、決められる行政機関である県の存在は大きく、民間企業も追随する可能性が高い。

 北海道の分県には多額の費用がかかるものの、北海道を均衡ある発展を遂げさせ、札幌一極集中を緩和させるには必要な政策である。