秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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札幌にホテル建設が続々と

2018-09-05 04:49:27 | 日記
 北海道の政治、経済、文化の中心都市であり、最多の人口を有する札幌市。現在でも同市の人口は増加傾向であり、200万人近い人が住んでいる。経済圏では250万人を超えるものとみられ、全道の半分程度が札幌経済圏ということになる。

 現在でも札幌市には数多くの宿泊施設があるが、さらに建設ラッシュが続いている。札幌への観光客は増加傾向であり、特に訪日外国人客が増加している。増加する観光客を見込み、ホテル建設が続いているようだ。

 2020年には東京オリンピック(夏季)、30年末には北海道新幹線の札幌延伸、札幌市がオリンピック(冬季)誘致をする可能性が高く、旺盛な観光需要を計算しているものとみられる。

 札幌市の近くには、北海道の空の玄関・新千歳空港があることも大きい。同空港は滑走路2本を有し、国内外に数多くの都市に就航している。つまり、どこからでも比較的、訪れやすい環境にある。

 札幌のホテルは夏季シーズンである6月から9月と2月のさっぽろ雪まつりの時期が混雑し、同時期には高い料金設定がなされているケースが多い。オフシーズンは長く、この期間にいかに稼働率を高めるかが勝負どころとなる。

 札幌は他の大都市と比較し、比較的新しくできた街であるため、街の整備が碁盤目状となっていて、複雑な道路は少ない。さらに地価が安めであるので、ホテル事業者は新規参入がしやすい。

 ホテルは一定の経営ノウハウを持っていれば、取り組むことは全国あまり変わらないので、それも進出しやすいことの1つである。

 相次ぐホテルの開業で、余剰感が出てこなければよいが、今後どのようになるかは、ホテルのおもてなしや行政の観光振興も大きく影響することとなる。