秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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鉄道は新駅設置で利用促進を

2017-03-13 04:46:25 | 日記
 JR京葉線では新駅の設置構想が出てきているという。海浜幕張-新習志野駅間に設置される構想であり、概算事業費は180億円だという。工期は最低でも6年かかり、2020年の東京オリンピックには間に合わないこととなる。

 首都圏の場合、現在でも人口が増加している。通勤・通学には鉄道を利用するケースが多く、新駅設置は利用者増加に効果的な一面がある。

 一定の人口を有する都市では鉄道の新駅設置は必要である。人口20万人以上の都市で、特に駅間距離が長い場合、効果的である。背景に人口集中地区があるとさらに効果的である。

 現在、日本は人口減少や少子高齢化が進行している。特に高齢者はクルマを運転しない人も少なくはない。鉄道駅の設置で高齢者が街に出掛けることで、街が元気になり、健康的にもある。さらに地元商業施設の売上が増加し、経済の活性化にもつながる。

 クルマの利用が抑制されれば、交通量の減少となり、道路渋滞の緩和になる。さらに二酸化炭素等の有害物質の軽減となり、環境汚染から遠のくこととなる。

 北海道などでは鉄道経営の維持が困難になる路線が出てくる可能性が高い。経営の合理化は必要ではあるが、行政が一定の補助を出すことで鉄道を利用しやすい環境を整備する必要がある。