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2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

東北の歴史-学校で学んだものとは違うことに驚き

2023-05-18 23:36:06 | 秋田古代史

連休明けから3回目の歴史のお勉強を空いた時間に再開。1回目は修験道を中心に、2回目は三内丸山遺跡他のユネスコ世界遺産登録に合わせての縄文時代を中心としたものでしたが、それぞれ途中で挫折し、形にはなりませんでした。今回は、秋田を中心とした東北の人が何処から来たのか?ということを中心にお勉強をしています。

東北の歴史を調べてみると、①石器-縄文時代、②弥生-平安時代、③鎌倉-江戸時代、と大きく3つに分かれるようです。①の縄文時代は気候などで一部違いはあるものの他の国内と同じような歴史のようです。②の弥生から平安時代は、歴史の事業では弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安時代と推移していましたが、以前も書いたように。特に北東北では続縄文と云われる時代が長く、中央の支配下に置かれるようになったのは平安後期とも。

この時期は、それまで北東北に住んでいた人を中央政権が支配すると云う形態をとったようで、毛人→蝦夷(えみし)などと呼ばれたようです。またこの時期の北東北は歴史的文献が少ないことが挙げられていますが、支配した側の歴史ですので、「支配された側」の文献等が少ないのは仕方ないことなのかと。

③の鎌倉から江戸時代には、武家社会が始まり、大きな戦いの後の論功行賞で他の地域から北東北に移ってきた武家の支配が本格的に始まった時代。平泉藤原討伐後、豊臣時代の奥州仕置、徳川幕府の大規模な国替えなどの後に一斉に人の入れ替わりが行われたようです。

小学校、中学校、高校と日本史を40年以上前に勉強してきましたが、その際は「試験に出る歴史」が多く、戦国時代に横手は小野寺氏が治めていたなんてことは出てきませんでした。また技術の進歩や新しい古文書の発見などで当時学んだことと話がだいぶ違うと云うことも多々。そんなことも気にしながら調べてみると、ついつい深みにはまりそうです。

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