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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月25日(金) 小雨

2013-10-26 11:03:41 | Weblog

  8時、起床。

  昼過ぎに家を出て、「phono kafe」で朝食兼昼食をとる。カレーライス、食後にダブルチョコケーキと紅茶。 

   昨日来たお客さんに「ベジラーメン」をメニューに加えることを勧められて、大原さん、かなり乗り気になっているようである。「一日限定5食」とかで始めてみようかしらと言っている。私もぜひ食べてみたいとは思うものの、店内にラーメンの匂いが漂うのはカフェとしていかがなものかという気もする。もっともベジラーメンの匂いは普通のラーメンの匂いとは違うのかもしれない。

   「phono kafe」を出て、その足で大学へ。

   2時からゼミ選考の面接を一件。昨日の夜、面接対象の学生たちに面接のお知らせのメールを出した。主として来週の水曜日に面接を実施するが、都合の悪い学生については、他の日時に行う。まだ、返信のない学生がいるが、ワセダネットのメールをチェックしていないのだろうか。ゼミ募集要項には「面接の日時は個別にメールで連絡します」と明記してあるのだが。

   4限は講義「ライフストーリーの社会学」。今回は映像資料は使わず、ずっとしゃべりっぱなし。喉は最後までなんとかもってくれた。

   5限・6限はゼミ。今日は最初から学年別に教室を分けて、4年生はゼミ論の中間報告、3年生は個人発表およびライフストーリーインタビューの共通質問の設定。私は3年生の方に出ていた。時間を延長して10時半までやる。去年まではゼミは6限・7限だったので、時間を延長して10時、さらには10時半ということはたまにあったが、5限・6限になってからはこんなに遅くまでやったのは初めてである(延長時間は3時間に及んだ)。それでも共通質問の設定は終わらなかったので、来週の火曜日の午前中に集まって続きをやることになった。 

   蒲田に着いたのは12時。「満月」で遅い夕食をとる。カツ丼セット(ご飯少な目のカツ丼+ざる)。ここのカツ丼はヒレカツで、肉の下味の加減がよくて、なかなか美味しい。 

   コンビニでロールケーキと品川巻を買って帰る。遅くまで働いた自分を慰労するためである。


10月24日(木) 小雨のち曇り

2013-10-25 12:04:12 | Weblog

  9時、起床。

  昨夜の残りの豚汁の朝食。ご飯はなし。二杯飲む。

   昼から大学へ。途中、東京駅で乗り換えるとき、駅の外に出て、さくら通りの「長門」で本日の句会で出す切り羊羹とあられを購入。 

   昼食はコンビニおにぎり2個(梅干と紅鮭)。   

   3限は大学院の演習。Oさんが自宅の近所にあるパン屋さんで調理パンを買ってきてくれたので、おにぎりを食べたばかりであったが、ちょうだいする。カニクリームコロッケはなかなかレベルが高い。

   3時半からゼミ4年生のNさんのゼミ論相談。明日が発表だから、一日前に相談されても・・・と思わないでもなかったが、本人がそれでいくらかでも気持ちが落ち着くのであれば、それはそれでいいでしょう。

   5時から研究室で句会。主催者の紀本直美さん、紀本さんの句集の編集者のTさん、絵本作家のKさん、コピーライターのMさん、そして私の5人である。

   まず、各人が用紙してきた作品(一人三句)を一句ごとに短冊に書いて、紀本さんに提出する。

   その5人×3句=15句を紀本さんがランダムに一枚の用紙(清記用紙)に清書する。作者の名前は書かれないので、どれが誰の句であるかはわからない。

   それを人数分コピーして、各自に渡す。

   紀本さんが15作品を音読し、字句や読み方に間違いがないかを確認する。

   各自、ベストと思われる3作品を選ぶ(自分の作品以外から)。

   3作品には「天」「地」「人」の序列を付け、「天」は5点、「地」は3点、「人」は1点とする。

   

   私は選んだのは、次の三作品。

     天   もろこしをぽろぽろつまむしろいゆび

     地   病院を出(いず)ればすがし秋ざくら

     人   汗かいて走って涙こらえて秋刀魚

   各自の選考が終わったところで、一人一人、自分の選んだ三作品を発表していく。

   全員の選考結果を集計する。

   上位に入った(複数の人が選んだ)作品は以下のとおり。

     頼もしや五つ並んだカキフライ  (11点:天二票、人一票)

     不祥事をぽつり息子の芋嵐  (8点:天一票、地一票)

     もろこしをぽろぽろつまむしろいゆび  (6点:天一票、地一票)

     ではまたと樹間に消える鹿の尻  (6点:地二票)

     子は家を離れて六月(むつき)栗ごはん  (6点:天一票、人一票)

   上記のものも含め入選した(一人でも選んだ人のいた)9作品について、合評を行う。選んだ人は選んだ理由を、選ばなかった人は選ばなかった理由を述べる。ただし、この時点ではまだ句の作者は明らかにされていないので、「自分の作品なので選びませんでした」とは言えない。何かそれっぽい理屈をつけることになる。この辺は句会の仮面性というか、社交性というか、遊戯性というか、なかなか面白いところである。

   合評が終わったところで、ここで初めてそれぞれの句の作者が明らかにされ、入賞作品について作者がコメントを述べる。

   私は「頼もしや・・・」と「子は家を・・・」の二作品が入選(しかも一つは特選)となり、望外の幸せであった。

   「不祥事を・・・」は絵本作家のKさん、「もろこしを・・・」は紀本さん、「ではまたと・・・」は編集者のTさんの作品であった。

   句会の後は、場所を「五郎八」に移して、食事会となる。   

   次回の句会は12月5日(木)の夕方と決まる。参加者は随時募集中なので、ブログの読者で句会に参加してみたい方は、私までご連絡下さい。俳句の経験は問いません。


10月23日(水) 曇り

2013-10-24 02:53:27 | Weblog

  9時、起床。

  体調がいまひとつ。なかなか咳が抜けない。今日は会議が2つあるが、授業はない。週後半の授業に備えて、休むことにする。

  病院に行った帰り、「オレンチ―ノ」で朝食兼昼食。味噌煮込みうどんを食べる。

  ゼミ選考の一次申請者が確定した。私のゼミには24名の申請があった。去年が25名だったが、似たような数字になるのが不思議と言えば不思議である。定員は15名なので、選外が出るのはしかたがない。現代人間論系全体の申請状況を見ると、8割の学生は第一希望のゼミに入れる計算になる。これはまずまずの状況といえるのではないだろうか。

  ゼミ申請者の資料は明日事務所に行って受け取る。一部の人には面接を行うが、面接の有無と時間については、一両日中にメールで連絡するので、当該の学生はワセダネットのメールのチェックを怠らないようにして下さい。面接は来週の火曜日(29日)と水曜日(30日)を使って行う予定です。

  夕食はカツオのタタキと豚汁。

   夜、『リーガルハイ』第三話をリアルタイムで観る。今季のドラマは粒ぞろいではあるが、小粒なものが多く、次回が待ち遠しいというのは『リーガルハイ』くらいだ。

   女流将棋の王将戦で、挑戦者の香川愛生(まなお)二段が絶対王者である里見香奈五段を2-1で破り、王将位を獲得した。この子(といっても20歳だが)はきっと人気が出るだろう。


10月22日(火) 曇り

2013-10-23 02:20:49 | Weblog

  8時半、起床。

  パン、ウィンナー、レタス、りんごジャム、紅茶の朝食。

  昼前に家を出て、大学へ。

  ケータイとデジカメを忘れる。今日はあれこれ鞄に入れていくべきものがあって、そちらに気を奪われて、いつもの持ち物のチェックがおろそかになったのである。

  いつもの持ち物とは以下の10アイテムでる。①財布、②定期券、③腕時計、④ケータイ、⑤手帳、⑥ペン、⑦キーホルダー、⑧デジカメ、⑨ハンカチ、⑩チッシュ。これらはすべて鞄の中ではなく、上着の内外のポケットあるいは身体に直接身に付けるもので、散歩のときも携帯する。忘れると大小の支障が生じる。

  今日はケータイとデジカメを忘れたため、家を出てから帰宅するまでの写真はない。

  「maruharu」に寄って、昼食用のサンドウィッチを購入。卒研指導用のスイーツも購入するつもりだったが、今日はケーキが早々に売り切れていた。しかたがない、今日はスイーツの代わりにサンドウィッチを出そう。

  3限は選択基礎演習。今日はテキストの第2章を取り上げて、①私のミニ講義(15分)、②コメンテーター役の4人の学生からのコメント(15分)、③私からのリプライ(15分)、④グループディスカッション(15分)、⑤全体討論(20分)という構成で進める。授業の最後で、グループ発表の日程を決める。1月14日(火)って休業日だったんだ。知らなかった。

   4限は演習「ケーススタディの方法」。自伝の分析の発表の仕方について説明し、ライフストーリーの発達的変化に関する映像資料を見る。教室備え付けのAV機器がブルーレイディスクに反応しなくて慌てたが、MM準備室に電話してブルーレイディスク専用のフレーヤーを持って来てもらい、急場をしのぐ。

   5限は卒研指導。30分ほど延長して行う。

   あゆみブックスで以下の本を購入。

     久保将義『関東連合―六本木アウトローの正体』(ちくま新書)

     『おら、「あまちゃん」が大好きだ!』(芙蓉社)

   関東連合の本を購入したのは、「不良」をテーマにしたゼミ論を書こうとしている学生がいるからである。

   7時半、帰宅。

   帰り来て今日は秋刀魚と妻が言う。 

   ごはんを少し替りをして、鱈子の佃煮でお茶漬け。

    新聞に「笑っていいとも!」が来年3月で終了すると出ていた。1982年10月スタートだったから今月で31周年である。私たち夫婦が今年で結婚30周年なので、ほぼ同じ年月を歩んできたことになる。よく続いたものである(「笑っていいとも」が、ですよ)。

    深夜、『変身インタビュアーの憂鬱』の第一話(録画)を観る。『時効警察』と同じスタッフの作品だけあって、あの何ともいえない奇妙な感覚が共通である。


10月21日(月) 曇り

2013-10-22 02:57:38 | Weblog

  9時半、起床。

  朝食はとらず、昼食を「phono kafe」へ食べに行く。ところが店の前まで行くと、自転車が4台止まっている。ママ友たちで混み合っているようである。こういう場合、大原さんはちょっとテンパっていることが多い。食事は他の店で食べて、後でお茶を飲みに来よう。

  久しぶりに「越中屋」へ行ってみる。営業中の札が出ていたので、中に入る。先客が一人。

  

    ししゃも(200円)、卵焼き(150円)、納豆(70円)、豚汁(100円)、ごはん(170円)を注文。合計690円なり。

   最後に、残った(残した)ごはんに納豆をかけて食べる。旨い。昔は納豆は好物ではなかったが、いまは旨いと思う。歳を取るにつれて苦手なものがなくなってきた。人間相手にもそうありたいものだが、なかなかそうはいかない。

   支払いの時、ご主人が初めて「ありがとうございます」とお愛想を言った。これまで女将さんが喋るのしか聞いたことがなかったので、ちょっと驚いた。

   腹ごなしの散歩をしながら、食後の珈琲を「あるす」に飲みに行く。3週間ぶりである。 ちょっと風邪を引いてしまいましてと言い訳をする。

    モカを注文。今日もあれこれおしゃべりをする。

   庭の方から猫の鳴き声がするので、私が「猫ですね」というと、マダムが「ええ、このところ毎日餌をもらいに来ているんです。何でも食べるんですよ」と言う。うちの「なつ」もそうだが、ご贔屓の家のある猫は恵まれている。そこに行けば食べ物がもらえるというのは野良猫にとってどんなにか心強いことだろう。

   帰るときに、マダムがマスターに言って、庭の柿の木からいくつか実を落としてくれて、お土産にいただく。すぐに食べずに少し熟してから食べてくだささいと言われる。とらずにいるとみんなカラスに食べられてしまうのだそうだ。

   いつものように店の外まで見送りに出てくださる。マスターの服の赤、マダムの服の青、そして「あるす」の板壁の白がトリコロールになっている。

   来週の月曜日、友人のW君と一緒に来ます。

   「あるす」を出て、その足で「phono kafe」に顔を出す。ヤクザが地回りをしているみたいだなと思う。 

   お昼の時間に店の前まで来たんですが、店の前に自転車が4台もあったので、入るのが躊躇われましてという話を大原さんにすると、その4人はお仲間で、奥のお部屋に入られて、テーブル席の方は空いていたんですよと言われた。

   ダブルチョコレートケーキとセイロンティーを注文。

   照明のせいか、大原さんの顔がいつもより白く見えたので、そういうと、顔色が悪いのかもしれません、すぐ体調が顔に出る方なので、決してファンデーションが濃いわけではありません、と言って笑った。てっきりそうなのかと思いましたと私も笑ったが、木ー月の営業日の最終日で、疲労のピークなのかもしれない。明日は午前中に新宿の自然食品の店にお菓子を卸してから、カイロプラクティックの治療を受けに行かれる予定だとのこと。 

   私の後に来たお客さんが食事の注文をしたので、私も便乗して、甘いものを食べた後の口直しに蓮根のつまみ揚げを注文する。初めてのメニューだそうだが、塩味が効いて美味しかった。

   帰宅して、ジムに行こうかどうしようか迷ったが、まだ完全に本調子とはいえないので、昼寝をすることにした。