8時、起床。
クリームシチュー、トースト、牛乳、メロンの朝食。
休日の朝的風景。もっとも猫からすればいつも休日の朝的風景なのであるが。
『あまちゃん』の総集編(再放送)をやっていたので、観たが、総集編だとストーリー中心で、『あまちゃん』の魅力の一つだった小ネタやアドリブは割愛されていて、少々ものたりなかった。
昼食は下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。前回行ったのが8月24日で、9月中は一度も行っていない。ちょっと間が空きすぎてしまった。私の中では「喜楽亭」は「月に一度は行く店」としてカテゴライズされているのだ。ちなみに一番頻度の高いカテゴリーは「週に2、3度」で、ここに該当するのは「phono kafe」と「SKIPA」の2店だけである。一番頻度の低いカテゴリーは「年に一度」で、ここに該当するのは金沢の名曲喫茶「ぱるてぃーた」や内灘町の中華料理店「来」などである。
「喜楽亭」には珍しく先客が一組(男性2人)いて、ちょうどオーダーをした直後だったらしく、私の注文したチキンカツ定食が出てくるまでちょっと時間がかかった。
ご主人にこれから恵比寿まで行くのだが、ここからだと乗り継ぎが不便ですねという話をすると、千鳥町の駅まで歩いてそこから池上線に乗って五反田に出るのが一番いいんじゃないですか、とのこと。腹ごなしの散歩がてらそうすることにする。
恵比寿へ来たのは、写真美術館で開催中の「須田一政 凪の片」を観るためだが、同時に、写真美術館の友の会の更新をするためである。写真美術館は来年の9月いっぱいで長期の改修工事に入る予定。
恵比寿ガーデンプレースを歩いているときにゼミ一期生のIさんから電話が入る。先月、Sさんの結婚式で会っているが、そのとき挙式の日取りはまだ決まっていないが私を招待したいという話をされた。11月10日に挙式と決まったという連絡。来月か!その日は空いています。一か月前に挙式の日が決まるというのは、これから相当に忙しいことになるのではないかと思う。
須田の写真は、一見、日常のスナップショットのように見えて、ちょっと違う。人物写真でいえば、にっこり笑った瞬間をシャッターチャンスとしないで、その笑みが消えた瞬間、普段の表情に戻った瞬間ににシャッターを押すといった感じがある。その方がより日常的だからである。われわれは普段そんなににっこり笑ったりはしていないのだ。須田の写真がしばしば「非日常的」と評されるのは、いわゆる日常のスナップショットの多くが、日常を写そうとしてかえって非日常的な瞬間ばかりを捉えてしまったいるためだろう。
写真美術館を出ると、夕暮れの時間が近づいていた。
蒲田に着く頃にはもう日は暮れていた。
「phono kafe」に顔を出す。女性の先客が一人いた。私は本日11人目の客tのこと。
昨日は同じように時間に来て、パンとスープ(+コロッケ)を食べて、家での夕食のときあまりお腹が減っていなかったので、今日はリンゴジュースだけにしておく。
「phono kafe」には1時間ほど滞在。たぶん私が本日最後の客となっただろう。
夕食の献立は回鍋肉と蟹玉。
就寝前に、『海の上の診療所』の第一話(録画)を観る。腕はいいが、軽佻浮薄な(女の子好きな)医師という役を、松田翔大が上手く演じている。一話ごとにゲストの女優(松田が一目ぼれする相手)が登場するようである。