9時半、起床。寝坊した。
トーストと紅茶の朝食。
後からサラダ。
10時半に自宅を出て、大学へ。
キャンパスは閑散としている。
土曜日も授業はあるにはあるが、平日に比べて極端に少ない。数年前に必修科目(語学)の土曜日配置がなくなってから、減少に拍車がかかったようだ。
12時に卒業生のモエさん(論系ゼミ6期生)がやってくる。
たまたまだが6期生には背の高い女性が多い。
私は彼女のツイッターをフォローしているのだが、最近は仕事がなかなか忙しそうである。お疲れ様です。
研究室でしばらくおしゃべりをしてから、昼食を食べに出る。
中庭のベンチは彼女が在学中にはなかったものである。
「このベンチはいいですね」
「すず金」に鰻を食べに行く。11時半開店だが、開店前から行列ができており、しばらくは満席状態で、その第一波が引くのが1時頃なのだが、あまり遅く行くと鰻が売り切れて店仕舞いをしてしまう。なかなかタイミングが難しいのだ。
すなり座れたが、「大きい方」はすでに売り切れで、「小さい方」の鰻重を注文する。
「小さい方」とは言っても、十分な大きさではある。GWに名古屋で食べた櫃まぶしの蒲焼はお茶漬けで食べることを想定してパリッと焼かれいたが、「すず金」の蒲焼はふんわりと焼かれている。鰻重として食べるにはこの方が美味しい。
腹ごなしの散歩は戸山公園で。今日はアスファルトの上の日中の散歩は無理である。
戸山キャンパスの隣りにある戸山公園を知らない学生はいないと思うが、園内にある箱根山(築山)を知らない学生はけっこういる。モエさんもそうだった。後で登りましょう。
緑が濃くなっている。新緑から万緑へ。
公園の中央は運動場や遊び場になっていて、野球の練習をする少年たちや、親子連れが多いが、脇道や端の方の道は人影が少ない。
公園のベンチも個人化が進んでいる(寝そべれないようになっているのだ)。
ベンチの上で膝を抱えてみる。足が長いから抱えがえがあるでしょう(笑)。
遊具で遊んでみる。
これはバランスをとるのがとても難しい。
ピクニック気分で、芝生の上でちょっと一休み。
箱根山の麓に来た。
さて、登りますよ。
緑のアーケードが直射日光を防いでくれているので、暑くはない。
彼女はTVドラマが大好き。『逃げるは恥だが役に立つ』のワンシーン(みんなでブドウ狩りに行った帰りに丘の上からひとりひとりが胸の中に溜まっていることを大声で叫ぶシーン)を真似てみる。
木洩れ日の中、ベンチに座る。スタイルの良さが際立つポースで。
「木洩れ日ってきれいな言葉ですね」
教会=幼稚園の裏手で。軽井沢あたりの風景のようだ。
軽井沢といえば『カルテット』だ。サスペンスタッチの一枚。タイトルは「大人は秘密を守る」(笑)。
頂上へ。
頂上まで来ると緑のアーケードはなくなる。暑い!
夏日の散歩に熱中症対策の水分補給は欠かせない。
頂上に長居はできない。
下山の途中で。
五合目あたりまで戻る。
バレーの心得があるの?
くるりと一回転。
お見事です!
拍手に応えて。
3合目あたりにある「謎のステージ」で、本日の浮遊(初級篇)。
本日の浮遊(中級篇)で、神楽坂へゴー!
神楽坂の路地裏にワープ。
「アユミ・ギャラリー」でやっていた南雄三という方のスケッチ展を覗いてみる。
ヨーロッパを旅行して描かれたスケッチが多数展示されていた。明るく、陽気な作風だ。ご本人が在廊されていたので、しばしおしゃべりをする。
「SKIPA」へ。これで彼女は8大カフェのうちの、6カフェを制覇したことになる。残るは「トンボロ」と「ポッタリー」。SGS(スーパーグランドスラム)の最短達成記録を更新する勢いだ。
さきほどのギャラリーで購入した絵葉書。1枚100円、3枚200円、5枚300円という割安価格だったので、5枚購入し、4枚は私が選び、最後の1枚はモエさんが選んだ。南さんによると一番人気は民家の台所の壁にかかった調理器具を描いた絵だそうだ。
彼女が選んだ一枚は彼女に差し上げる。
私はシフォンケーキとアイスチャイ、彼女はプリンとアイスチャイを注文。
支払いは彼女がしてくれた。ごちそうさまでした。
「SKIPA」を出たのは5時をちょっと回ったころ。まだ明るい。
「SKIPA」のそばの白銀公園にちょっと寄って行く。子どもたちの声が聞こえてくる。
たくさんの子どもたちが遊具で遊んだり、水遊びをしている。
このときはまだ水鉄砲のとばっちりを受けることになるとは知るよしもなかった(笑)。
箱根山に登って勢いで、コンクリートの山に登る。
ここにも木洩れ日はある。
子どもたちの間隙を縫って、パンダの乗り物に座る。小さな子供の視線を浴びながら(笑)。
子どもたちの水鉄砲の流れ弾を受ける!(子どもの遊具を奪ったから狙われたわけではないだろう)
「や、やられた」
「梅花亭」で麩まんじゅうをお土産に購入。個人的に夏の和菓子のナンバーワンだ。彼女も家族への土産に購入。
神楽坂を坂下まで歩いて、飯田橋で有楽町線で帰る彼女と別れた。
就職2年目というのは、もう新人ではなく、自分の仕事をする傍ら後輩の面倒(トレーニング)も見なくてはならない。どうしても残業が増え、その一方で、「残業はできるだけしないように」と上司からは言われる。残業したくてしているわけではないので、ストレスが溜まる。その日のストレスはできるだけその日のうちに解消して、溜めこまないようにしましょうね。
次回は夏カフェになるでしょうか。お元気で。
「有隣堂」でNHKの俳句のテキスト(6月号)を買って帰る。
巻頭名句(片山由美子選」より。
今年竹空を楽しみはじめけり 大串章
押さえてもふくらむ封書風薫る 八染藍子
幸せのぎゅうぎゅう詰めやさくらんぼ 嶋田麻紀
黴のアルバム母の若さの恐ろしや 中尾寿美子
すずらんのりりりりりりと風に在り 日野草城
夕食はステーキ。
焼き方を工夫したようで、肉も野菜もふっくらとして美味しい。
デザートは麩まんじゅうとみたらし団子。
2時、就寝。