フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月7日(木) 雨のち曇り

2016-04-08 10:21:37 | Weblog

7時半、起床。

トースト、鶏の唐揚げ、サラダ、紅茶の朝食。

さて、今日から授業だ。しかもいきなり3コマだ。

9時半に家を出る。

桜の花びらが敷き詰められた道を駅へと向かう。

雨に濡れる舗道は桜貝でいっぱいの浜辺のようである。(・・・と強引にロマンチックな方向へ思考をもっていく)

スロープの途中の桜はまだ鑑賞に堪えている。

研究室前の廊下の間だから見える桜。ハナダイコンの紫の花とのコントラストはまだまだ美しい。

2限は院生の研究指導。D2のOさん、D1のS君(新人)、M2のSさんの3名で今年度はやっていく。

昼食は研究室でおにぎり2個(鮭と昆布)。

昼休みのうちに5限の講義で使う453教室のAV機器のチェックをする。教室が違うと操作の仕方が微妙に違うのだ。

 3限は大学院の演習。参加者は5名。研究指導にも出ていたD1のS君とM2のSさん、社会学M1のS君、心理学M1のPさん、交換留学生のLさん。Sさん、Pさん、Lさんは中国の方なので、外国人の方が多い構成になった。春学期は近代日本における人生の物語(とくに立身出世=成功の物語)について勉強する。

4限の時間に来客。生命保険文化センター理事のS氏と部下の方。長年務めた同センター主催の中学生作文コンクールの最終審査委員を辞めることにしたので、わざわざご挨拶に来て下さったのである。事前に私の研究室のホームページをチェックされてきたようで、私が鶴田真由のファンであることを話題にされたが、「実は鶴田さんとはある雑誌の企画で対談したことがあるんです」と言って私を羨ましがらせた。

5限は講義「日常生活の社会学」。受講生が多いだけでなく、3限・4限の講義の熱気が教室に溜まっているようで、教室に入った途端に室温が高いなと感じた。まだ登録が完了していない学生もいるようなので、今日はイントロダクション的な内容で20分ほど早めに終わる。

6時半まで研究室で雑用をして、大学を出る。

自宅の前の道路にガマガエルがいた。自動車に潰されると気の毒なので(少し前に近所の道路でペシャンコニなったガマガエルがいたのだ)、掴み上げて自宅の敷地内に移動させる。掴み上げてもおとなしくしていたのは、人間に馴れているわけではなくて、たぶん人間と接触した経験がないので人間を自分に危害を与えるものとして見ていないのだろう。地面に置いて、背中をツンツンと押すと、ゆっくりと草の中に消えて行った。 

肉豆腐とカボチャのサラダの夕食。

初日から3コマの授業で今日は疲れた。1コマでは効率が悪いが、3コマはハードワークだ(前日の準備も含め)。2コマが最適だと思う。

1時半、就寝。