フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月11日(火) 曇り 一時 小雨

2006-04-11 21:43:29 | Weblog
  大学に出る前に、昨日作成したインタビュー記録のHTMLファイルとPDFファイルを担当学生にメールで送って最終的な確認作業を要請する。班レポートと個人レポートはすでに印刷・製本中で、もしいまから間違いが発見されても正誤表を作成して対応するしかないが、インタビュー記録については明日中にCDに収録すればよいので、今日一日、最後の校正が可能なのである。
  蒲田駅で蒲田-東京間の定期を3ヵ月分購入。17950円也。午後1時から基本構想委員会。委員長に田島先生を選出し、今後の活動方針(正確には不活動方針)について話し合う。会議というものは開くばかりが能ではない。開店休業宣言もよいのではないか。3時からの別の会議が始まるまでの間、社会学演習室のキャビネットの中の本と資料を研究室に運ぶ。私は今年度は調査実習を担当しないので、キャビネットを明け渡さなくてはならないのである。大きな紙袋を両手に持って、演習室と研究室とを三度往復した。途中で一度、階段を下りながらポケットからのど飴を取り出そうとして階段を踏み外しそうになる。授業開始直前のこの時期に足を骨折しようものなら一大事であった(私は大教室での講義のときは椅子に座らない)。研究室のテーブルの上も片付け、授業初日を迎える心の準備を整える。テーブルの上に何もない状態というのは明鏡止水の境地に似ている。
  夜、家で食事。わかさぎの天ぷらが美味い。母が赤飯を炊いてくれた。今日は私の52回目の誕生日なのである。格別の感慨はないが、できるだけシンプルな生活を心がけたいと思う。TVドラマ『ブスの瞳に恋してる』の初回を観たが、引き込まれるものを感じなかった。見切ることにする。実習の学生たちから最終確認の返事のメールが届く。けっこう直しがある。今夜も遅くなりそうだ。 

4月10日(月) 曇り 時々 小雨

2006-04-11 01:30:58 | Weblog
  夜中の3時まで仕事をして、さあ寝ようかというときに、また石が出そうな感覚があったので、水をコップに3杯飲んで、さらに1時間ほど仕事を続けていたら、はたして3個目の石が出た。夜明け前の4時である。ニワトリにでもなったような気分だった。それから床に就いて、5時間ほど眠る。病院に行こうかどうしようか迷ったが、今日は私の主治医のK医師の担当の日ではないので、水曜日に行くことにして、溜まっている仕事を片付けることにした。調査実習の報告書に添付するCD(インタビュー記録)のマスターCDの作成である。52ケースについて、PDF版とHTML版の2通りを作って収録することになっている。午後、HTML版を作り、夜、PDF版を作った。それぞれに対象者一覧の氏名をクリックするとファイルが開くようにした。マスターCDは完成したが、コピーをさしあたり100枚作成しなくてはならない。これは明日、会議の合間に研究室でやることにしよう。深夜、社会学演習ⅡBの受講生33名にメールを出し、受信したら返信するように指示する。